芸術や文化を保護しつつ、販促活動を行う場合に必要となるのは、顧客へ如何にどういった活動を行っているのかという明確な状況伝達です。
多くの場合は、小冊子で伝えるということが多くなり、コストがかさばってしまうことも多くなるでしょう。
コストを削減しながら情報を明確に伝えられたら良いですよね。
今回は、コスト削減をしつつ、顧客へ情報を明確に伝達できたDM事例とともに、文化環境保護団体で活用できるDMの作り方をまとめています。
特に団体活動で販促活動、広報活動を行いたい方は必見ですよ。
【イギリスでのDM事例】DMマーケティングに変換で6%も削減成功!
今回の事例は、イギリスで全世界的に文化や保護などあらゆる活動を行っているNational Trustについてです。
ナショナルトラストには膨大な会員がおり、年に3回、すべての会員に雑誌を送っています。これらのパックには、地域のニュースレター、ナショナルトラストのハンドブック、およびAGMの投票用紙が含まれているものですが、郵送には時間がかかり費用も高くなることから、膨大なコストがかかってしまっていました。
そこで活用したのがDMで、多くの価値と柔軟性、透明性を取り入れたのです。
DMはオーディエンスのセグメンテーションとパーソナライズされた挿入によって、これを管理するのを支援しました。これは、1つのメーリングパックで96ものバリアントを意味し、複雑な結果をクリアにしてくれます。
高度なプロセスで結果が得られるまでにそれほど時間はかかりませんでした。すぐに、問題ごとに6%の節約になったのです!クライアントの要件に合うように適応することにも成功。パートナーシップは大成功を収めており、契約も2回決まったようです。
【成果があがった理由】柔軟な販促活動を可能にしたDMマーケティング
今回のDMマーケティングにおいて行ったことは、実行できる挿入物の数を最適な配送方法にして、コストを節約したことにあります。
正確にいえば、DMマーケティングを行ったことにより、コストは6%も削減し、ひとつのパックで96種類に変換できたことです。
コストを節約できたことで、割くべき人員も削減できたため、その分ほかの作業に割り当てることができたのです。つまり、これは柔軟な販促活動により、柔軟に団体活動にも専念できるようになったのです。
DMマーケティングは場合によっては、コストの削減にも大きな成果を発揮するので、限られた予算の中でDMマーケティングを行いたい場合は、真っ先に取り入れるべきマーケティング方法ともいえるでしょう。
参考:Direct marketing strategies help the National Trust reduce costs:公式サイト
【団体活動必見!】DMで顧客に正確な情報を伝える方法
団体活動において、マーケティングを闇雲に行っていても、成功する確率は限りなく低いもの。だからこそ、成功するためにはポイントをおさえつつマーケティングを行う必要があるのです。
団体活動でマーケティングを行うのであれば、次のポイントはおさえておきましょう。
→市場の把握とは、アプローチを行うマーケットを明確にし、どんな需要があるのかを知っていくということです。この状況に応じて、今後の販促活動においての企画立案を行っていく必要があります。
→市場を把握することによって、ペルソナを明確に設定させていくことができます。ペルソナをここで行うことで、ターゲットの把握ができるので、アプローチを行うべきターゲットがわかり、販促活動がよりしやすくなるのです。
→ペルソナの設定、ターゲットの需要を明確にできたら、次は顧客分析です。
顧客分析を行うことによって、顧客の属性や顧客行動を把握できます。顧客満足度なども高めるためには、必要不可欠といえるでしょう。
団体活動とはいえ、マーケティングは避けられないものです。だからこそ、顧客の需要、顧客理解を深めて満足度をあげていく必要があります。
今現在難しいと感じているのであれば、まずはペルソナの設定および、市場の把握から始めてみましょう。
まとめ
今回は団体保護活動から文化活動を行っている団体でのDM事例を紹介すると共に、団体活動で活用できるマーケティング方法について解説しました。
団体保護活動でのマーケティングは、闇雲に行うのではなく分析などを行い、まずは顧客理解を深めていきましょう。ターゲットとする顧客の特定をすることで、顧客満足度をあげるこだけでなく、団体活動で必要となる人脈、支援などを得られる可能性も上がるのです。
まずは企画立案から立ててみませんか?