DMマーケティングをマーケティングとしてだけでなく、手紙として活用したいと考えることはありませんか?
今回はDMマーケティングをマーケティングとしてだけでなく、信頼関係を築くツールとして活用した事例とともに、手紙という形でDMを活用する方法についてまとめています。
新しいDMの使い方を探している方は必見ですよ。
【アメリカでのDM事例】顧客と信頼関係を築いたマーケティング
今回の事例は、My Georgia Plumber(MGP)という、15の郵便番号をカバーする地域の住宅顧客にサービスを提供している企業での事例です。
優良顧客が企業へ、リピーター紹介をするにつれて、会社は成長しています。DMは常に会社のマーケティング計画に関与してきましたが、会社が伝統的に依存していた従来のDMモデルは、費用と時間がかかり、拡張する能力が制限されていたのです。そのため、新しいDMマーケティング活動を始めました。
MGPは、ビジネスを拡大するためにテクノロジーに投資することを決定。ローカルサービスプロバイダー向けに主要なCRMを実装しました。テキストメッセージを介してサービス予約通知を送信し、GPSを介して技術者の職場への経路を追跡し、PDFドキュメントを介して効率的に見積もりを配信し、デジタル署名を収集しました。非常に効率的なバックエンドプロセスで優れたカスタマーエクスペリエンスを提供するために費やしたのです。
今回のDMマーケティングで付与したのは、次の特典(オファー)でした。
つまりDMを見た見込み顧客が複数の受付へ、問い合わせができるようにしたのです。
結果として、スケジューリングを設定したことにより、多くの顧客からのリピート、紹介を受けることで生成された収益は過去の記録を塗り替えることに成功しました。
また、コロナの影響もあったため、DMマーケティングを中断してWEBマーケティングへ変更したところ、WEBサイトへの閲覧数が激減。トラフィックも減少したのですが、DMマーケティングを再開すると、WEBトラフィックは通常にもどりました。
DMマーケティングが企業にとって最良のマーケティングであるとわかった瞬間だったのです。
【成果があがった理由】毎月末に顧客へのお礼とクーポンを含むオファー
今回のDM事例で、成果があがった大きな理由は顧客にオファーを設けたこと、そしてリードを複数用意することにより、顧客が反応しやすくなったという部分にあります。
コロナの影響により、DMを使ったマーケティングを一瞬やめたところ、WEBへのトラフィックが激減したため、改めてDMを再開したところ、通常(DMマーケティングをしていたころ)のトラフィック、アクセスに戻りました。
これは、DMマーケティングが企業にとって最良のマーケティングであることを指し、WEBサイトへの促進はDMがまかなっていたのです。
以上のことがあったので、企業では毎月末に顧客へお礼とオファーDMを送付しました。このような行動があったからこそ、顧客と企業は対等なビジネスとしての関係性を築くことに成功し、マーケティングとしての成果を得られたのです。
参考:Regional Plumbing Business Scales While Saving Money on Direct Mail:3 Direct Mail Marketing Examples For Ecommerce Businesses
【顧客と関係を築く販促活動】手紙としてのDMマーケティング
DMマーケティングは、Eメールやテレマーケティング、WEB、SNSなどに比べると手紙というような形が強く、顧客とも関係を築き上げられる、顧客との信頼を織りなせるような印象が強いものです。
では、なぜDMマーケティングが顧客との信頼関係を築くのに適しているのでしょうか。
これはDMの特徴によります。
- 1対1での双方向コミュニケーションが可能
- 消費者の反応による
- マーケティングの効果測定ができる
- 長期的な視野でマーケティングができる
など、いわゆる顧客に直接手にとってもらえるからこそ、顧客へダイレクトに読んでもらうことができ、信頼関係を築くことをしながらマーケティング活動を続けていけるのです。
顧客と心を通わせるDMを作るのであれば、次のような状態でDMを活用してみて下さい。
- お礼状
- パーソナライズ的なDM
- お祝い状
- お詫び状
- 催事案内状
マーケティングとしてだけでなく、手紙として顧客へ感謝を伝えるようなDMマーケティングも一度送付してみませんか?
まとめ
今回はDM事例とともに、DMをマーケティングとしてだけでなく手紙として活用することで、顧客と信頼関係を築く方法について解説しました。
DMはマーケティングとして活用する方法以上に使い方に無限大の可能性を与えてくれる販促物です。顧客と信頼関係を結びたい、関係性を強化させたいという目標があるときは、DMマーケティングで戦略からたててみませんか?