職別工事業でマーケティングと考えるとほとんどの場合チラシを連想することが多いのではないでしょうか。
アナログでのマーケティングは適切なのですが、アナログマーケティングをするのであれば、ターゲットを明確に設定してからマーケティングをしてみませんか?
今回は職別工事業でのDM事例とともに、アナログ×DMマーケティングの効果的な活用方法をまとめています。
【インディアナ州の職別工事業DM事例】6か月間で3万ドルの収益
Handiman Service and Repair(通称HSR)は、インディアナ州コロンバスを拠点とする小さなホームサービス組織です。HSRは、顧客基盤を拡大して収益を増やすために、DMマーケティングに着手しました。
人口統計上の目標を達成することであり、その地域の住宅所有者が対象です。つまり、エリアマーケティングも同時に行いました。
顧客リストに登録されたのは次のタイプです。
大きなプールのある住宅所有者、60,000ドル以上の世帯収入、35歳以上の居住者。
デザインとしては次の通りです。
- 会社のロゴや働く男性の画像など、専門的に開発されたグラフィック
- 提供されるサービスの詳細なリスト
- 潜在的なビジネスリードを誘惑するための特別オファー
- 読みやすい連絡先情報
こうしたデザインにポイントを確認してからDMを見るとかなり読みやすく、顧客のための
郵送スケジュールも定期なタイミングで郵送することにして、 6 x 11のハガキ1,000枚を同時に郵送をしました。
結果としては、6回の電話を受け、最初のメールドロップ後に3回の求人につながりました。
合計$ 30,000の収益を生み出すことに成功したのです。これらの新しい顧客はHSRを友人に紹介し、会社は現在、それらの紹介によって引き起こされた住宅のリフォームに取り組んでいます!
ターゲットを決めた重要性
今回のDM事例で特に大きな特徴といえるのがターゲットが入念に設定されていることです。
改めてターゲットをみてみましょう。
- プールのある住宅所有者
- 60,000ドル以上の世帯収入
- 35歳以上の居住者
こうしてみると、かなり細かいことがわかります。
加えてエリアマーケティングでターゲットを設定してみてもかなり絞られるからこそ、ターゲットの設定がしやすかったともいえるのです。
つまり、エリアマーケティングとしても効果的に施策をすすめていくことが可能になります。エリアで成功できていればアナログとしてDMマーケティングも取り入れてみると、DMマーケティングとしてのメリットも生かされるため、より顧客は反応がしやすくなるでしょう。
そして最後に、今回のDM事例ではエリア×DM×郵送スケジュールの一定化を行いました。
郵送スケジュールは一定的に送付することで、顧客へのリードをつかみやすくなるのです。
だからこそ今回のDMマーケティングではエリアとDMでのクロスメディアマーケティングにより、成果を収めることができました。
参考:PostCard Mania:公式サイト
【エリア×DM】強力で効果的なマーケティング
DMマーケティング施策をすすめているとたびたび目にすることは「エリアマーケティングと共に進めることでより効果的になる」という言葉。一度は見たことがある方もいるのではないでしょうか。
実は、エリアマーケティングとDMマーケティングには大きな共通点が2つもあるのです。
エリアもDMもどちらも「アナログ的」に分析も知ることも必要になる部分なのです。つまりエリアとDMをかけ合わせることでより、効果的なマーケティングができるということです。
では、それぞれのマーケティングのメリットを今一度振り返ってみましょう。
エリア
|
DM
|
営業の効率化
顧客・エリアのニーズの把握
結果がマーケティングの成功につながる
|
視覚的に訴えられる
効果測定が可能
リードを複数生み出せる
あらゆるマーケティングとかけ合わせられる
|
エリアだけだと視覚的に訴えることができず、心もとなくリードを生み出すと施策を行いたいという場合にはDMマーケティングをかけ合わせることによって、より大きな効果を生み出すことができるのです。
もし今マーケティングに行き詰っていると感じるならば、クロスメディアマーケティングに挑戦してみませんか?
まとめ
今回は職別工事業のDM事例にもとづいて、ターゲットを設定する重要性やDMマーケティングと相性の良いエリアマーケティングとの可能性やメリットの比較をお話しました。
マーケティングはひとつの施策を一途に行うことも良い方法ではありますが、効果をより大きくだしたいときはひとつの施策にこだわらず、メディアクロスマーケティングなどに挑戦する必要が出てきます。
まずはPDCAをまわしてどんなマーケティングが可能かを見出してみましょう。