DMマーケティングは職業問わず活用できるマーケティングです。
いうなれば、政治家でもマーケティングを活用できます。
今回はアメリカのカリフォルニアで政治家として活動しているエリック氏が活用したDMマーケティングを紹介するとともに、DMがなぜ親しみやすいとされているのかをまとめています。
【アメリカでの事例】DMで700万インプレッションの達成
今回紹介するDMマーケティングの成功事例は、ロサンゼルス市長選挙の候補者であるエリック・ガルセッティ氏が活用したDMマーケティングです。
ガルセッティ候補のチームと協力して、18〜46歳のスペイン語と英語を話すラテン系アメリカ人に焦点を当て、ロサンゼルスの50万人の有権者を対象としたオンラインとオフラインのキャンペーンを計画して開始しました。 今回マーケティングを担当した企業のIPターゲティング技術は、特定の家庭内のインターネットユーザーを独自にターゲティングできるものでした。
広大なディスプレイ広告ネットワークを通じて、何千ものWebサイトでターゲットIDのインスタンスを監視し、高度にパーソナライズされた関連性の高い広告をリアルタイムで配信しました。
結果としては、マイクロターゲティングキャンペーンは、ガルセッティキャンペーンとユナイテッドメールで成功したのです。
エージェンシーが発表したレポートによれば、彼らは2週間以上でガルセッティキャンペーンに700万回以上のインプレッションをもたらしました。
また、United Mailによると、マイクロターゲティングキャンペーンでは、スペイン語を話すラテン系アメリカ人と英語を話すラテン系アメリカ人のクリック率が10%から17%向上したのです。
成功した理由:DMマーケティングにしたことで親しみやすさが向上
今回成功を博したエリック氏が活用したDMは、親しみやすさが大いに込められたDMデザインでした。
政治において、親しみやすさはあまりにも重要で大切な基準のひとつです。これから住んでいる地域で代表を選ぶとなったら、あなたであればどなたに投票しますか?
少なくとも何も知らない人へ投票することはしないでしょう。エリック氏は、そういった地域の選ぶ基準をうまく読み取り、DMに親しみやすさなどを込めることにより、700万回以上のインプレッション、クリック率をあげることに成功したのです。
参考:Digital and Direct Mail : hsgcampaigns.com
【クロスメディアマーケティング】DMから活用できるインターネット広告
DMマーケティングとインターネットでのオンライン広告。多くの場合、この2つは結びつけることができないのではないかと一見考えてしまう方も少なくありません。
ところが、実はオフラインマーケティングとオンラインマーケティングは内容によって、良い相性を発揮するのです。中でもDMマーケティングはオンラインでのマーケティングにも良い刺激を与えてくれるため、より大きな効果をおさめる可能性もあげられるのです。
DMマーケティングをおこなった上で、オンラインマーケティングの施策も考慮しているのであれば、次のオンラインマーケティングを視野に入れてみましょう。
- Eメールマーケティング
- ブログでの広告
- IP系ターゲット広告
- リスティング広告
- SNS広告
- YouTubeなどの動画広告
これらの広告は、DMマーケティングで興味や関心をあつめ、IPを使ってネット広告に促すということも可能です。また、見るタイミングが増えることで、よりターゲットの当事者意識を促すこともできるのです。
つまり露出を増やすことにより、顧客の意識を動かすことができるといっても過言ではありません。
まとめ
今回は地方公務でのDMマーケティングでの事例を紹介するとともに、DMマーケティングと相性の良いデジタル広告について紹介しました。
マーケティングは内容も大切ですが、露出を如何に増やし、顧客(ターゲット)へ促せるかという部分にも重きをおく必要があります。
もし今、内容はわかりやすいのにと思い悩んでいる節があるのであれば、DMだけでなくデジタルでの露出も増やしてみませんか?きっと良い反応を得られるかもしれませんよ!