生活サービスはSNSやメールマガジンでのマーケティングが適していると考えている方も少なくないでしょう。
実は、ダイレクトメールも大きなPR施策なのです。
今回はアメリカのクリーニングサービス事例で収益が2倍近く上げることのできたダイレクトメールの紹介と、オファーDMの臨機応変な活用の仕方について解説しています。
これからオファーDMを作る方は必見ですよ。
【生活サービスをDMで!】効果的なDMマーケティングの活用法
今回の事例は、アメリカでもっとも大きいとされる都市のシカゴにあるイリノイ州のゴールデンルールクリーニングというサービスの事例です。
ゴール電クリーニングサービスは、住宅や商業用のクリーニングサービスであり、今回のDMマーケティングでは、企業にサービスを知ってもらうための戦略として活用しました。
マーケティングを行う上で重要視していたことは「ターゲットを見込み企業だけに絞る」ということであり、デザインは活動中のスタッフを中心とした、イメージのしやすいものに。
他にも工夫した点は次の通りです。
- カードのメッセージをすぐに伝えられる見出し
- 提供されるサービスのリストと、サービスへの可能性
- 住宅と商業の両方を見通したオファー
つまり企業で活用できずとも、自宅で活用できるオファーつきDMを制作したのです。
ゴールデンルールクリーニングは、制作したDMを毎月15,000枚ターゲット企業へ送付することができ、ターゲットとデザインの一貫性からスプリングフィールドで特に必要なサービスと認定され、安定したサービスを届けることができるようになりました。
結果としては、年間収益のほぼ2倍を獲得し、週100件のアクションを顧客から受け取ります。顧客はDMマーケティングの効果を受け、約57%増えました。
平均的な売り上げは年間約3,000ドル(日本円で約34万円)増加させ、約2年間続いたのです!その収益は留まることを知らず、581,000ドル、100万ドルと徐々に上がっていっています。DMマーケティングにより、大きな成果として新たな顧客と地域から必要なサービスという認定を得ることができました。
参考:Postcard Mania
なぜゴールデンルールクリーニングは大きな成果を上げることができたのか
その理由は二つあります。
一つはターゲットを細かく設定するだけでなく、可能性を見極めたオファーをつけることにより、使用可能範囲を広げたことです。
企業の中でしか使用できないオファーとなると、顧客によっては「家でも使えたら良いのに」などの使用できるチャンスが少ないことに対して残念な思いを抱えてしまうことも少なくありません。
そういった部分において、ゴールデンルールクリーニングでは可能性を広げることや、企業だけでなく自宅にも使えるというチャンスを作ったオファーをつけていたので、顧客に対して「利用したい」というアクションを誘発することができたのです。
そしてもう一つは、ただDMを送るのではなくEDDMを活用したことです。
顧客のすぐ近くに住んでいるということをアピールできるEDDMは、どの企業よりも幅広く利用できることをアピールできます。ゴールデンルールクリーニングは、EDDMを利用して4,300か所の地元企業へメールを送付することで、商業企業の両方だけでなく在宅の人々にも利用できる企業へと確実に到達できました。
臨機応変なオファーで顧客の幅を最大限にアップ!
DMはオファーをつけることにより、ターゲットに対して反応を誘発させることができるという効果が期待できるのですが、オファーの範囲が狭いとなかなか大きな成果は生まれません。
ここでオファーの幅を広めることによって、ターゲットも広めることができます。
例えば今回の事例のように、企業だけでなく在宅でも利用できるということを予め明記しておくだけで、「会社では利用できないけど、家では利用できそう」というような臨機応変なオファーの活用ができるのです。
オファーを活用する場合には、顧客の幅を広げるためにもターゲットを明確にしてみるなど、あらゆるDMの活用の仕方も検討しておくと、より効果も大きくなるでしょう。
まとめ
オファーDMとなると、なかなかターゲットを狭めてしまいがちですが、複数の使い方を想定しておくことにより顧客の幅を広げることができるので、オファーDMを活用する場合は積極的に使っていきたい方法ともいえますよね。
生活サービスはメールマガジンやSNSなどでのマーケティングも効果的ではあるものの、近所の顧客をターゲットにする場合などはエリアマーケティング、DMマーケティングが効果的です。これからオファーDMを活用することを検討している方や、エリアマーケティングと併用したい方はゴールデンクリニックサービスのような使い方でDMマーケティングを行ってみませんか?
きっと大きな効果がうまれますよ。