DMマーケティングはときに、莫大な効果をうみ、事業としても大きく成功できることが少なくありません。
今回はDMマーケティングをおこなったことがきっかけで顧客をこれまで以上に増やしただけでなく、収益も倍増させることに成功した保険事業でのDM事例を紹介するとともに、DMマーケティングに合う事業などをまとめています。
保険事業でDMマーケティングの事例を探している方だけでなく、DMマーケティングを始めようか検討している方は必見ですよ!
【アメリカでのDM事例】保険支援を知りたいという見込み顧客へのアプローチに成功
今回の事例は、Lubs保険会社でおこなったDMマーケティングにより、150件の反響と9,000ドルの収益を達成しました。
なぜ今回DMマーケティングをおこなったのでしょうか。
理由は、保険の支援を必要としている見込み顧客をより多く見つけたいからでした。
そこで、周辺地域の潜在顧客リストをターゲットにして、ポストカード(ダイレクトメール)マーケティングを行うことになったのです。
DMに描かれているデザインは次の通りです。
- 必要な情報のみならず、わかりやすいグラフィックデザイン
- 信頼性を上げるための以前の顧客からの5つ星レビュー
- 推定保険料総額を明記することでわかりやすい情報の盛り込み
これらは顧客にとって必要不可欠な情報であり、客観的に見てもわかりやすく信頼できると言えるでしょう。
結果としては、150件の反響で、9,000ドルの収益の達成に繋がりました。
150通以上の反響のうち、半分以上が売上につながり、およそ9,000ドルの収益が発生したのです。
【成功理由】なぜ150件以上の反響と半分以上の売り上げにつながったのか
なぜ今回のマーケティングでは、150件以上の反響とそのうちの半分以上の売り上げへ繋げることができたのでしょうか。
大きくわけて理由は3つです。
- DMカードのデザイン
- ターゲットのアクセス、相談のしやすさ
- 客観的に「わかりやすさ」を意識した掲載情報
DMマーケティングにおいて、成功を左右するキーポイントは、以上の3つと言っても過言ではありません。
なぜなら、DMはポストに届いて、顧客の手に渡るそのときに行く末が決まるからです。もしわかりにくいものであれば、見送られてしまうこともありますし、相談できないと、判断されてしまうことも少なくないでしょう。
ところが、情報がわかりやすく、グラフィックデザインも関心をひくもの、ターゲット顧客が場所からアクセスしやすい場合、相談できると思ってもらいやすくなります。
このときの「相談できる・信頼できそう」という顧客の考えは、行動誘発にもなり、商材の購入にもつながりやすくなるので、DMマーケティングをおこなうのであれば意識していきたい部分でもあると言えるでしょう。
今回の事例がDMマーケティングで成功できた理由は、いわばその顧客の意識を活用できたからでもあるのです。
参考:3 Postcard Design Elements Most Business Owners Forget:公式Facebook
【改めて確認】DMマーケティングの基本情報と向いている業種
DMマーケティングと一つ挙げても、どんなDMが、どの業種に向いているのかなどは、詳しく書かれていても未知数だと考える方も少なくないでしょう。
ここからは、DMマーケティングがどの業種に向いていて、どんなDMであればより大きな効果を見込めるのかをお話します。
DMマーケティングとは、ポストに届く郵便タイプでのマーケティングとされていて、海外では、DMではなくポストカードマーケティングとも呼ばれています。
日本においてはSNSなどに届く個人的な手紙などもDMと呼ばれているため、混乱してしまう人も少なくありません。
個人的な手紙としても知られているDMは、誰でも身近に感じる販促物のひとつとなりましたが、このDMマーケティングにも、状況に応じて使い分ける方法があることを知っていますか?
例えば、「多くの顧客のうちそれぞれの特性に分けてDMを送りたい」という場合は、通常のDMよりもパーソナライズDMが適しているでしょう。
また、「ギフトや割引券も付与したDMを送り、いわば顧客へ興味関心を持ってもらうためのオファーをしたい!」という場合には、先ほどのパーソナライズDMを送付するよりも、オファーDMがおすすめです。
つまりそれぞれの状況に応じて、適したDMタイプがあり、戦略的な推進も可能になるのです。
では、どういった業種がDMマーケティングに向いているのでしょうか。
DMマーケティングは先述でも解説したように、戦略ごとに応じたDMタイプがあるのでどんな業種でもDMマーケティングを始めることが可能です。つまり、全業種において、DMマーケティングが扱えるのです。
まとめ
今回は保険業での成功事例を紹介するとともに、DMマーケティングの基本的な情報から、DMマーケティングのタイプや向いている業種を解説しました。
DMマーケティングはどんな業種でも向いているからこそ、成功させるにはある程度のコツが必要です。もし今新たなマーケティングを始めようか悩んでいるのであれば、まずは戦略から立ててみませんか?