DMマーケティングを行うときは、ツールを活用することで大きな成果をあげられる可能性があります。
今回はアメリカで無店舗小売業を運営する企業でのDM事例とともに、ツールを活用したDMマーケティングの方法を解説しています。
新しいDMマーケティングをしたい方は必見ですよ!
【アメリカでのDM事例】ツールを活用して返信率を18%増加
画像は、DMの表側
今回の事例はアメリカで30以上の都市で運営されているオンラインベースのレストラン配信サービスを運営しているBite SquadでのDM事例です。簡単で迅速かつ安価な方法で素晴らしい料理を提供することが、使命でした。
Bite Squadは通常、電子メール、モバイルアプリ、ソーシャルプラットフォームを介して顧客と通信しますが、Mike Black(Bite Squadのシニアマーケティングマネージャ)は、メンテナンスマーケティング戦略を改善したいと考えました。食物配達のような競争業界で競争し、成長するために忠誠が不可欠であることを知っていたためです。
Black は Inkit(DM制作サービス) と提携し、過去 2 か月間注文していないお客様に 20,000 件の郵便物を出荷しました。
DMの裏側には、Bite Squad が結果を追跡するためのクーポンコードを含むクリック誘導テキストがあり、そこからオファーを活用できるようにしています。
結果としては、何千人もの顧客がBite Squadが夕食をとることに賛成しました。
今回のマーケティングでは、18%の返信率を記録。2万人のメーラーのうち3,600人がオファーを活用したのです。Blackが予想したよりもはるかに良い成果を上げることに成功しました。
このキャンペーンの後、Bite SquadはDMプラットフォーム(Drip)と直接メール自動化サービス(Inkit)を統合し、2ヶ月の休眠ベンチマークに達した顧客にはがきを自動的に送信しました。これにより、キャンペーンがトリガーベースのイベントとして一貫して(単一の一括送信ではなく)実行されたのです。
2ヶ月間注文をしなかった場合にのみ、DMを通して提案を受けられます。
【成果があがった理由】ツールを取り入れてマーケティングをしやすく!
今回のDM事例で成果が上がった大きな理由は、自動送信システムを活用したところにあるでしょう。
DMマーケティングはもとより、PDCAをまわし、効果を測定していく必要があります。
そうすることにより、つくったDMの欠点を可視化し、効果をあげるために必要なポイントを明確にできるのです。
今回のDM事例では顧客をセグメント化し、DMそのものを自動化させるツールを活用しました。
そうすることで、顧客に送付するタイミングをツールが察知し、DMの送付をしてくれるようになります。ツールを使用せずに顧客へDMを送付する場合は、タイミングを読まなければならず、DMマーケティングに対するハードルが上がることもあるでしょう。
つまりツールを活用したことにより、効率的なマーケティング活動になり、現在効率的にマーケティングを進められていない場合は、CRMなどのツールを活用することがDMマーケティングを効果的に進められる最大のヒントともいえるのです。
参考:전자 상거래 비즈니스를위한 3 가지 DM 마케팅 사례:3 Direct Mail Marketing Examples For Ecommerce Businesses
【DMマーケティングを自動化!】新しい進め方で効率的な販促活動
DMマーケティングは、他のメディアとも相性が良く、進めやすいといわれるマーケティングです。
しかしDMマーケティングにおいて難しいといわれている部分もあるのです。その「難しい」と言われている部分が
- 顧客の状態把握ができない
- リストをまとめるのにコストがかかる
- 顧客に送付するベストタイミングがわからない
など、以上の顧客へのアプローチに関する面で難しいとされていることが多く、DMマーケティングを進めるにあたって成果をあげるか否か左右します。
では、これらの難しいポイントを如何にクリアしていけばDMマーケティングにおいて、顧客に見てもらいやすく、反応をもらいやすくなるのでしょうか。
そこで活用したいのがCRM、自動化ツールです。
CRMとは、これまでも話していますがDMマーケティングを含むあらゆるマーケティング活動における作業を自動化します。
主に自動化させる部分は、次の作業です。
- 顧客情報の管理
- マーケティングに関する分析と集計
- 顧客ごとのベストアプローチの把握
顧客情報の管理をひとつのツールにまとめることや、情報共有がスムーズにできるのですが、これまで手作業で行ってきた場合、少しかさばってしまうような作業になりますが、
これらの作業を自動化することで、販促活動に対するコストが下げられ、より活用しやすさがあがるでしょう。
また、これらの販促活動において顧客が企業に対して反応をあげていくと、顧客満足度があげられる可能性が高まります。つまり、顧客から「信頼してもらえる」のです。
まとめ
今回の事例ではCRMなどのマーケティングを自動化することで、顧客満足度をあげて、成果をあげられる可能性があることを解説しました。
自動ツールは導入や運用に費用が掛かり、すぐに効果がでないということは大きなデメリットではありますが、今後のコストなども検討し、全体的に見てメリットが大きい場合は導入を検討してみると良いでしょう。