チラシを配布して効果を出したい!分析方法や作成時の注意点とは?
広告を出したあとは何かしらの効果を求めますよね。新聞折込やポスティングなどでチラシを配布すると自社について知ってもらえるなどの効果が見込めます。チラシを作成するとコストがかかるイメージですが、効果的なチラシを作って配布すると利益に繋がります。
チラシを配布したあとは効果がどのくらい出ているかを知りたくなりますよね。効果判定の方法を知っていると次のチラシ作成に役に立ちます。チラシの作成や配布のコツをつかんで効果を出せるように運用したいですね。
目次
チラシを配布するとどんな効果が得られる?デメリットはある?
チラシを配布すると主に2つの効果を得られます。デメリットと思えるコストの問題は実際のところどうなのでしょうか。
新規顧客やリピーターの確保
チラシを配布して得られる効果の1つに新規の顧客やリピーターを確保できる点があります。チラシをある一定の地域に配布すると、見てもらえる可能性が高くなり、そこから利用や購入に繋がります。特にチラシ配布と同じ地域にオープンする新店舗などではチラシの効果が高まります。
以前利用したことがある顧客でも、時間が経つと忘れてしまいますが、チラシを定期的に配ると思い出し、リピーターとなってくれる可能性があります。
ブランドの認知度を上げる
チラシは一度の配布では効果が得られない場合もあります。理由はチラシを見ずに捨ててしまったり、記憶に残らない場合もあるからです。しかし、定期的にチラシを配ると印象に残りやすくなります。
心理学の言葉に「ザイオンス効果」といって、何度も接触するうちに好感度を持ちやすくなる効果があります。つまり、チラシを何度も配ると目にした人のお店への好感度が上がります。
コストがかかる点がデメリット
チラシを作成すると作成費や配布費用がかかり、それをデメリットと捉える方も多いでしょう。確かに今はSNSなどを利用すれば広告費用がほとんどかかりません。しかし、チラシを配布するとエリアやターゲットを限定できるほか、ネットをあまり使わない世代にもリーチできます。
自社のスタッフがポスティングをしたり、配布エリアを限定するなどの方法をとるとコストカットができます。
チラシを配布したあとの効果判定は今後の広告作成に重要!
チラシを配布したあとはどんな効果があったのかを分析する必要があります。今後、どのようなチラシを作ったり、どんなアプローチをしていくかの参考になりますので必ず行いましょう。
効果を判定する2つの計算方法
チラシを配布した効果判定には「反応率」と「費用対効果(ROI)」を計算しましょう。
①反応率
チラシの配布によってどれだけの反応が得られたのかを計算する方法です。ここでいう判定とは、問い合わせや購入、サイトへのアクセスなどです。以下の計算式で求めます。
反応率(%)=(チラシ反応数÷チラシ配布数)×100
例えばチラシを1000枚配布し、問い合わせが10件あった場合の反応率は1%になります。
②費用対効果(ROI)
チラシ作成費用や配布費用などの投資額に対してどれだけの利益があったかを知るための計算方法で、以下の計算式では求めます。
費用対効果=【(成約数×顧客1人の平均売上)−チラシ費用】÷チラシ費用×100
例えば、商品の売上が100個で顧客1人あたり平均5000円購入し、チラシにかけた費用が40万円の場合は費用対効果は25%となります。費用対効果がマイナスになる場合は、チラシにかけた費用が回収できていないことを指すので、ターゲティングや配布エリアを見直す必要があります。
実店舗の場合はアンケートとクーポンを使う
実店舗に来店してもらえる場合は、顧客にアンケートを書いてもらうと良いでしょう。「何で当店を知りましたか」という質問を用意しておけば、チラシを見て来店したのかどうかがすぐにわかります。「チラシみたと伝えれば5%オフ」などと表示しておくのも効果的です。
また、クーポンや引換券などをチラシにつけておくと、チラシを見た人はクーポンなどを持ってきてくれるので、チラシが認知されている数がどのくらいかが明確にわかります。
WEBサイトの場合はアクセス解析を
WEBサイトをチラシで周知した場合はサイトのアクセス解析をするとチラシの効果がわかります。Googleアナリティクスなどの無料の分析ツールを使うとサイトの訪問者数がわかるほか、どこからサイトにたどり着いたかが明確になります。
チラシで周知したSNSのアカウントのリーチを知りたい場合はビジネスアカウントに切り替え、インサイトを使うと良いでしょう。
チラシを配布する効果を高めたい!作成や配布のコツは3つある
チラシを配布する効果を高めたい場合、作成や配布をするさいにポイントがあります。効果を判定して思うような結果が出なかった場合も次のチラシ作成の参考にしてみてください。
①ターゲット層のニーズを知る
チラシを作成する前にターゲット層のニーズをつかんでおきましょう。年齢層ごとに折込チラシをみる人数や求めているチラシのジャンルが異なります。チラシは地域を限定して配布するものなので、どの地域にどんな年代層の人が住んでいるかを把握しておくと効果的なチラシを配布できます。
②デザインや配色を工夫する
1枚1枚のチラシを毎日丁寧に見ている人は少ないです。ですので、たくさんのチラシの中からでも印象に残りやすいデザインや配色のチラシにする必要があります。
人間の視線の動きの特徴を生かして、横書きならZの筆順で読めるように、縦書きならNの筆順で読めるように配置します。配色に関してはたくさんの色を使いすぎず、2色程度でまとめると良いでしょう。ブランドカラーがある場合はチラシの色を統一すると覚えてもらいやすくなります。
③配布エリアを限定する
実店舗に来店して欲しい場合のチラシは、店舗から遠すぎる場所だとチラシを配ってもきてもらえない可能性の方が高いです。その場合はチラシの配布エリアを絞りましょう。配布エリアを絞るとコストカットに繋がりますし、ターゲットの絞り込みもより楽になります。
参考: 高知工科大学「流通小売業における折込チラシ広告の効果構造 」
まとめ
チラシを配布すると新規の顧客やリピーターを確保できるほか、ブランド認知にも役立ちます。費用がかかる点がデメリットですが、効果的なチラシを作成・配布する方法を知っていれば必ず元が取れます。
チラシを配布したあとの効果は、反応率や費用対効果を計算します。クーポンやアンケートを活用するのも1つの手段です。WEBサイトのアクセス数を増やしたい場合はアクセス解析を導入するとリーチ数などがわかります。
チラシ作成の際はターゲットを絞り、デザインや配色を工夫しましょう。より多くの人にみてもらえるチラシを配布するとビジネスで効果を挙げられますよ。
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