不動産投資にもDMマーケティングは大きな成果をあげることを知っていますか?
今回は不動産投資家が活用したDM広告をもとに、不動産取引業においてなぜDMマーケティングが効果的なのかを解説しています。
これからマーケティングを始めようとしている方から、不動産取引でDMマーケティングを活用したい方は必見です。
【不動産取引業こそDMマーケティング】DMを効果的に活用する方法
今回の事例は、RTSとよばれるアメリカにある不動産取引業を営む団体の事例です。
彼らは近くに住む住民にサービスを知ってもらいたく、DMマーケティングを取り入れました。
DMは、ノースカロライナ州のいくつかの群にある一戸建ておよび集合中タックを対象としたDMマーケティングとなり、「団体の周辺の住民」にターゲットは絞られました。
RTSのDMデザインは次の工夫が盛り込まれたものでした。
- 顧客の申し出を即座に伝えられることを表現した短い見出し
- メッセージをわかりやすく伝えるシンプルな配色とレイアウト
- 見出しを補強する箇条書き
このDMは、郵送スケジュールに則り約5か月間定期的に3万枚のDMを送付するというスケジュールを達成しました。
この一貫性により、家をすぐ売る市場の誰もがはがきを提供しなければならない明るくシンプルなメッセージに気付くことが保証されたのです。
結果としては、7件の物件が6万ドルの収益まで上昇し、5件の物件が新たに買い取るかどうかの交渉に入りました。そこで、DMマーケティングは特に大きな収益を得られると実感したRTSの人々は改めてDMマーケティングを行うことに決めました。
新たに始めたDMマーケティングでは追加で2万から3万ドルの収益を達成できたのです。
なぜRTSはDMで6万ドル+2から3万ドルの収益を得られたのか
RTSは企業ではなく団体であるのに、なぜここまで収益をあげられたのでしょうか。
企業であればある程度安心するところではありますが、団体となると顧客も信用できないのではないか?と考えますよね。
RTSが6万ドルと2から3万ドルに収益をあげられた大きな理由は、DMの郵送スケジュールと、DMデザインによるでしょう。
DMの郵送スケジュールは、企業と個人宛てによってスケジュールが全く変わってくることを知っていますか?
- 個人宛ての場合には時間に余裕があるときに読まれる
- 企業宛ての場合は忙しい月初と月末は避ける
などそれぞれのタイミングがあるのです。
今回の場合は「周辺住民」というターゲティングであった為、個人顧客に宛てられ、タイミングも個人宛て用のタイミングを読んで送付する必要がありました。
RTSでは、個人用の配送スケジュールで5か月間送付をしていたからこそ、大きな効果を生み出し、成果が上がったのです。
【超効果的】不動産取引業でDMマーケティングは視認率が90%
不動産取引業において、郵送DMが90%以上の視認率を持っていることを知っていますか?
内容を理解するのではなく、認識をする場合は電話やメール以上に郵送DMをすることで多くの顧客に見てもらえるのです。
余談ですが、郵送DM以外の視認性は次の通りです。
つまり認知度をあげたい、会社ブランドを知ってほしいのであれば、まずは郵送DM、新聞などの折込チラシなどもターゲットによっては検討すると良いでしょう。
また、DMでもMAと呼ばれるマーケティングオートメーションツールなるものが使えます。
MA(マーケティングオートメーション)は顧客管理や長期追客を行う方法のひとつとしてよく扱われるツールです。新規のみならず既存顧客の集客から自動的な追客と顧客管理を自動で行ってくれるため、それぞれの顧客にあったDM配送、デザインなども戦略を立てやすくなるのです。
もし今マーケティングを始めようか悩んでいる方は、DMマーケティングとMAツールを活用してみましょう。
まとめ
DMを活用して不動産取引業をアプローチするとなると、なかなかどう発信していけば良いか悩んでしまうものでもあり、顧客となる人口の減少も著しい今、ターゲットユーザーを捕まえることも難しいでしょう。
そういったときは、DMや新聞の折込チラシなどを活用してターゲット層を開拓、配送スケジュールなども念頭において戦略を立て直してみてください。
きっと不動産取引業において解決すべき課題も難なくクリアできるような広告の仕組みができるようになります。