家具などの卸売業において、DMなどを活用したオフラインマーケティングが効果的であることを知っていますか?
今回は大手家具販売店である、DM事例を紹介すると共に卸売業で活用できるDMマーケティングを紹介しています。
効果的なDMマーケティングを始めたい方は必見ですよ。
【カナダでのDM事例】平均リーチ数を4万件向上させることに成功!
今回のDM事例は、日本でも有名な家具販売店、IKEAでの事例です。
IKEAでは、毎年秋になるとカタログを送付することがスケジュール上決まっていたのですが、多くの顧客はそのカタログを必要がないと感じたら捨ててしまいます。
DMマーケティングの目的としては、ターゲットが近くのイケアストアに足を運んでもらうだけでなく、会社の価値を高めるためとし、処分されることを防ぐべく、IKEAでは顧客の購買意欲を高めるためにDMマーケティングを始めたのです。
新しいキャンペーンでは、「The Most 世界のお役立ち本」で、屋外デジタル広告で認知度を高め、興味をもってもらうことから始めました。
DMマーケティングとして届けたのは、カタログを模したメジャーです。(普通に欲しい!)
このメジャーは世界一のメジャーとして届けられ、テープに沿って感覚をあけて、特定のページにある家具を見ることで、新たに家具を購入する際に採寸ができるようにしました。
この動きは家具の購入を検討するターゲットに効果的に作用し、認知度をあげることにつながったのです。
結果としては、店頭において売上は前年比14%増加しました。
メジャーを届けてもらったことによる話題性にもつながり、SNS上で推定RT数は41,000件、平均リーチ数は265,000件のインプレッションを記録したのです。
IKEAは適切な体験を提供することで顧客の関心をひきつけ、隅々まで売り込むことに成功しました。
参考:Case studies to inspire you
【成功した理由】話題性とクロスメディアマーケティング
今回のDM事例は、IKEAという大手ブランドであることだけでなく、顧客の関心をひきつけることに成功したからこそ得られたマーケティングです。
IKEAといえば北欧系の家具で有名ですが、ほかにもSNSなどでも話題を集めていますね。
今回は特にカタログに活用したメジャーがSNS上で話題を呼ぶことで顧客の関心を集め、購入意欲をあげることに成功したのです。
メジャーといえば、引っ越しをした際などにも活用されますし、カタログを見たときに実際の長さを確認することもできます。だからこそ、メジャーを見ることで実際に家の中での長さを図り、確認し、購入まで考えるきっかけを作ることもできました。
売上増加につながったのも、購入意欲をあげられたきっかけであるメジャーを届けたからといえるでしょう。
【効果的なオファーDM】顧客が実際に想像できるオファー
オファーDMは、より多くの成果をあげられるとして、あらゆる企業に好評のあるDMマーケティングのひとつです。
これまでも当サイトでは、オファーDMについてあらゆる解説をしてきましたが、顧客が自宅で利用できるなどのオファー(特典)も実は顧客の関心を集めることにとても効果的なことを知っていますか?
オファーには、
など、あらゆるオファーがありますが、今回お話するオファーは、次の3つです。
これらは、DMよりも多くの情報を届け、顧客に連想をさせることや、購入意欲をあげることにもつながります。
特にCD-ROMはQRコードなどにも変換でき、そこに動画を掲載することもできるだけでなくDMのようにはがきタイプだけでなく映像を見ることにより掲載できる情報を増やすこともできるのです。
動画は3,000文字分の情報を1分以内にまとめることができるため、より顧客へ情報を届けられるでしょう。
もし顧客へもっと情報を届けたいと考えるのであれば、CD-ROMや動画をオファーとして届けてみませんか?
まとめ
今回のDM事例はIKEAでのオファーDMを紹介すると共に、オファーDMで効果をあげるための活用方法を解説しました。
オファーDMは顧客に体験をさせることにより、購買意欲や商材を活用する誘発行動をあげることができるのです。割引券などのオファーも効果はあることが多いですが、商材や目的によっては今回紹介したようなオファーも有効活用できます。
もし新たに顧客へなにか伝えたい場合は、顧客の興味関心をあげられるオファーを工夫してみましょう。