学校教育業でDMを送付するとなると、ターゲットや送付するタイミングがわからなくなってしまうことも多いでしょう。
今回は学校教育業でのDM事例と共に、学校教育業で活用できるDMについて詳しく解説しています。登録者数をDMマーケティングで増やしたい方は必見ですよ!
【ルイジアナ州でのDM事例】登録者数を増やしたDMマーケティング
今回のDM事例は、ルイジアナ州シャルメットにあるヌネスコミュニティ大学は、COVID-19の影響により登録数が減少。入学申請者を増やすためにDMマーケティングを始めました。
経済的支援を受ける資格のある900人の学生のリストを作成し、直接郵送したのです。
今回活用したマーケティングはクロスメディアマーケティングとなり、DMの他にもGoogle広告やディスプレイ広告、PPC広告などあらゆる広告タイプが活用されて、リードだけでなく、ターゲットへの露出も増やすことに成功しました。
送付した場所は7,500の住所、地域にターゲットを絞り、将来の学生が182,999回視聴したデジタル広告を配信し、Google Dispaly広告、Google PPC広告、ソーシャルメディア広告を掲載。ジオフェンス広告と合わせて合計746,793回表示されました。
結果としては、100人以上の学生からの登録と、30万ドル以上の収益につながりました。
デジタル広告の結果は、クリックが1,600回、広告の配信は26,000のデバイスで行われたのです。
【成果があがった理由】リードの多さとターゲットの明確さ
今回のDM事例での成功ポイントといえるのは大きく分けて2つあげられます。
クロスメディアマーケティングにすることで、リードを増やし、顧客からの反応をどこでも受取れるようにしたことです。
クロスメディアマーケティングとは、アナログのDMだけでなく、あらゆるマーケティングを活用することで、顧客への露出を増やすことができるので、広告としても範囲が広くなるというマーケティングのひとつです。
このマーケティングはあらゆるマーケティングのメリットを活用できるので効果も高くなると言われています。
今回のDMマーケティングではアナログだけでなくそれぞれのネット広告も活用したことで、大きな効果を得ることにつなげられました。
だからこそ、成功への一歩を踏み出せたのです。
そして、次にターゲットが明確だったことも成功の理由のひとつといえます。今回のDMマーケティングにおけるターゲットは、経済的支援を受ける資格のある900人の学生です。つまり、不特定多数のターゲットではなく最初からターゲットが明確だったということになるのです。
だからこそ、ターゲットが明確であり、アプローチをしたい人へダイレクトにアプローチでき、成功したのです。
参考:student recruiting direct mail and digital case studies
【クロスメディアマーケティングの可能性】WEB広告との活用法
DMマーケティングは通常、アナログマーケティングといわれていて、デジタルマーケティングと区別されています。
以前にもクロスメディアマーケティングについては解説していますが、デジタルマーケティングに含まれるマーケティングは主に
- ディスプレイ広告
- PPC広告
- ジオフェンス広告
- SNS広告
- ランディングページ
などターゲットによって露出を調節できる点は大きなメリットです。
今回は中でもWEB広告に属されるディスプレイ広告、PPC広告、ジオフェンス広告について詳しくお話します。
ディスプレイ広告とは、WEBサイトに掲載されるタイプのバー状や、四角い形状のものなどあらゆる形があり、コンテンツ連動型広告とも呼ばれているもので、検索時に出てくるリスティングに比べると顕在層には表示されず、潜在層に表示されるタイプの広告です。
PPC広告はクリックされるまでは0円の課金型広告
次にPPC広告とは、Pay Per Clickの頭文字をとった広告であり、表示された広告に対して1回クリックされると料金が確定していきます。広告がクリックされないと、広告費は0円になるので課金型広告ともいわれているのが特徴的です。
このPPC広告を活用する目的は認知度を向上させるためのものではなく、ターゲットへの販売を第一に考えて配信されている広告であることも、大きな特徴といえます。
ジオフェンス広告はパーソナライズ広告にもなる利点がある
最後にジオフェンス広告についてお話しましょう。
ジオフェンス広告とは、区切られたエリア内でだけで見ることのできる広告のことを差し、限られた場所にいる消費者をターゲットにできるマーケティングのことです。
広告そのものは、ディスプレイ広告を使用しているので、非常に正確性の高いものとして、近年人気を博している広告でもあります。また、ジオフェンス広告を活用することによって、パーソナライズもできるので、より正確なターゲティングが可能になるという点でも特徴的です。
これらの広告はアナログマーケティングである、DMマーケティングとメディアクロスマーケティングとして大変相性が良いとされています。SNS広告などのメディアクロスだけでなく、もうひとつ、リードを増やしたい場合には、今回紹介したジオフェンス広告などを活用してみましょう。
まとめ
今回の事例では学校教育業でのDMマーケティングおよび、メディアクロスマーケティングについて解説しました。
メディアクロスマーケティングは、ターゲットによってはメリットをかけわせたマーケティングとなるので、大きな成果を生み出す可能性高いでしょう。特に、リード、露出を増やしたいという場合には、今回のマーケティングはおすすめです。
もし現在学校教育などでマーケティングを検討しているのであれば、多くのメディアを閲覧するターゲットに合わせてメディアクロスを活用してみませんか?