小売でダイレクトメールマーケティングをするとなると、ターゲット量も膨大でどのターゲットに送れば、アクションにささるのかなかなかわからないものです。
今回は事例も交えて、DMマーケティングを如何に活用してトラフィックを激増させるべきなのかを詳しく解説しています。
【ニューヨークでのアパレル事例】DMマーケティングでトラフィックを増やす方法
今回紹介する事例はニューヨークにあるアパレルの卸売業でのDM事例です。
「これまでDMはがきは大きな成果を生むものではない」と考えられていたこともあり、Luna Luzでは特にDMマーケティングを行っていませんでした。Luna Luzは定期的に開かれる見本市ではこれまで、トラフィックが全く上がらず、一貫した内容のマーケティングを求めていたのです。
見込み顧客に興味をもってもらうには自分の仕事を見込み顧客に示す必要があります。そこで取り入れたのが一貫性をもって見込み顧客にアプローチができるというDMマーケティングです。
作られたDMはとてもシンプルなものとなり、3着のドレスを着ている女性が並べられたデザインとなりました。右下にはブランド名が印字されています。
今回DMを作ったことにより、まずトラフィック(売上)をあげることができました。
2,300枚のDMはがきをトレードショーの代表に送付、バイヤーに知らせることに成功したのです。カードに記載されているドレスへの注文を増やすことや、ビジネスパートナーを新たに見つけることで、売上を大幅に上げることができました。
なぜトラフィックを増やすことに成功したのか
なぜトラフィックを増やすことに成功したのでしょうか。大きな成果としていえるのは、DMを正しく活用したことにより、効果を得られたところにあります。
DMは情報を一貫したものでない限り、なかなかターゲットにささる内容にならず、アクションを期待することもできません。今回の事例では、必要以上の文章を入れることなく、「メインの販売したいもののみ」と「ブランド名」を明記。それだけでストレートに顧客、ターゲットへ送付したのです。
だからこそ必要最低限な内容で伝えることができ、大きな成果、トラフィックにつながったのです。
参考:PostCard Mania:公式サイト
アパレル×DMマーケティングに必要な一貫情報
アパレルでDMマーケティングを活用するのであれば、必要以上の内容を盛り込まないようにしましょう。
例えば
以上の情報のほかに必要になる情報はあるでしょうか。
もし無ければ、必要以上に情報を盛り込んでしまっていて、顧客を逃している可能性もあるのです。
つまり、DMに盛り込む一貫した情報とは二転三転いってしまうような内容ではなく、
- 何を売りたいのか
- どういった情報なのか
- アクセス先はどこなのか(どこで買えるのか)
これらの情報が明確になっていれば、顧客が反応しやすい内容になるので適量な情報といえるのです。
DMを作る場合には情報の盛り込みには注意し、一貫した内容で、情報は少なすぎず、多すぎないようにしましょう。
まとめ
今回はアパレルで活用できるDM事例を紹介しました。
他業界では、必要になってくる情報もアパレル業界では不必要な情報になってしまうことも少なくありません。
だからこそ、今一度これまで作ってきたDMの内容を精査してみましょう。もしトラフィックが上がらないのであれば、おそらく必要のない情報を盛り込みすぎてしまい、顧客が離れている可能性があります。
一貫性のある情報にし、顧客を獲得しましょう。