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【会計税務業でのDM事例】DMマーケティングで10名の新たな顧客を獲得

2025.07.03

学術研究,専門・技術 サービス業専門サービス業

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DMマーケティングは職業問わず活用できるマーケティングです。

いうなれば、政治家でもマーケティングを活用できます。

 

今回はアメリカのカリフォルニアで政治家として活動しているエリック氏が活用したDMマーケティングを紹介するとともに、DMがなぜ親しみやすいとされているのかをまとめています。

【アメリカでの事例】DMマーケティングで生涯価値約6万ドル?!

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今回紹介するDMマーケティングの成功事例は、ジョージア州で会計、税務業を営むキンバリー氏のビジネスから紹介します。

 

キンバリー氏は税務会社を立ち上げたいと考える個人事業主に税務ソフトウェアや、ビジネスコーチング、ウェビナーなどを提供している事業を展開しています。

 

今回DMマーケティングを始めたきっかけは、会計ビジネスをより大きく成長させ、多くの顧客を呼び込みたいと考えたためです。

 

さっそく、キンバリー氏はどのターゲットへDMを送るのかを明確にすべく、企業の顧客リストを確認。そこでどんなDMを作成するかを検討し、次のような機能を持つDMカードを作成しました。

 

  • キンバリー氏の写真が大きく掲載された個性的なタッチのポストカード
  • 受信者を直接自社サイトへ誘導できるURL、電話番号とQRコードを記載
  • 製品とサービスの包括的なリストで顧客に提供できることを明確にするもの

 

これらの機能を搭載したDMは、3か月連続で約2,000枚を郵送することになりました。顧客はこのカードを見ることで、より自らに必要だと感じることができるでしょう。

 

また、キンバリー氏はDMだけでなく、Google広告も連動して、始めます。ここでDMマーケティングからクロスメディアマーケティングへ移行となり、顧客はカードで見た内容をデジタル広告でも確認できるようになったのです。

 

結果として、キンバリー氏は新たな顧客を10名獲得することに成功しました。

Google広告は15万7,271回顧客に表示され、954回クリックしました。

DMカードに記載のあったQRコードも9回のスキャン履歴が残り、キンバリー氏のWEBサイトに直接のアクセスがあったのです。

 

今回のDMマーケティングでは5,642ドルしかコストをかけていないため、ROIは10,534%となります。これは約60,000ドルの生涯価値をもたらしたということになります。

成功した理由:ターゲットがどこでも広告を見れるようにしたこと

今回成功を博した理由は、機能性が大変高いだけでなく、ターゲットへの呼びかけ行動を絶え間なくおこなったことがあげられます。

  • ポストカードDMの発送(オフライン)

     → 地域を絞った対象者に6,000枚のポストカードを配布。信頼感を与えるデザインと明確な連絡先を記載。

  • Google広告でのリターゲティング(オンライン)

     → DMを見てWebサイトを訪れた人に、Googleディスプレイ広告を表示。

     → 広告はGmail、YouTube、Facebookなど複数チャネルに自動配信。

  • 「紙+デジタル」で接触回数を増加

     → ターゲットが「何度も」「いろんな場所で」広告を見る状態を意図的に作り出し、自然に興味を高めた。

参考:TaxPro Financial Service

 

DMだけでなく、クロスメディアで「同じ人に何度も接触する」戦略が、このケースの鍵でした。DMによる“最初のきっかけ”と、デジタルによる“追いかけ” を掛け合わせることで、信頼感と忘れられにくさを同時に構築し、成約率を劇的に高めています。

【クロスメディアマーケティング】DMマーケティングとあわせるタイミング

当サイトではクロスメディアマーケティングについて何度も説明してきましたが、DMマーケティングとクロスメディアマーケティングを始めるタイミングについて、今回はお話します。

 

クロスメディアマーケティングを始めるタイミングは次の通りです。

 

  • 幅広いユーザーにアプローチをするなら同時に開始
  • 購買意欲の促進を図るならDMカードを送付した1週間後に開始
  • 媒体ごとのデメリットを兼ねて開始

 

など、状況によって変わってきます。つまり今回マーケティングを始めた目的に沿ってクロスメディアマーケティングを導入するかをあらかじめ決めておくのです。

 

例えば、あともう一押しターゲットの購買意欲を向上させるためなのであれば、DMを送付した後に、ターゲットに後押しするためにクロスメディアマーケティングとしてGoogleのネット広告やSNS広告、動画広告を活用するなどといった方法を活用することが、良いタイミングといえます。

 

自分に対するニーズをターゲットが感じやすくなるタイミングをDM以外でアプローチすることで上手くつかめるからです。

 

もし今クロスメディアマーケティングを始めたいのであればDMに補填するなど何か役割を決めてから始めてみませんか?

 

まとめ

今回は、会計・税務業界でDMマーケティングを活用して成功した事例をご紹介しました。

DMは、しっかりと戦略を立てて運用すれば、大きな成果を得られる手法です。さらに、クロスメディアマーケティングの導入タイミングを見極めることで、効果を倍増させることも可能です。

紙のDMに加え、デジタルでの情報発信も組み合わせることで、より良い反応が期待できるかもしれません。ぜひ一度、取り入れてみてはいかがでしょうか。

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