中小脱毛系美容サービスの集客で失敗しないために必要なのは「拡散力」だった

中小の個人系脱毛サロンは、大手に比べてどうしても集客力が落ちてしまいがちです。脱毛サービスの集客にうまくいかず、廃業となってしまうサロンも増えています。どうしたら個人の脱毛・美容エステ・サロンは集客力を上げられるのでしょうか。

それは「拡散力」です。SNSや口コミなど、さまざまなツールでの拡散力は集客に繋げる力にもなります。複数のツールを活用することで、集客力UPにつなげていくのです。

そこでこの記事では、個人の脱毛系美容サービスの集客に役立つ「拡散力」の上げ方について解説していきます。

中小脱毛サロンが集客に失敗してしまうありがちな3つの原因

まずは、なぜ中小の個人系脱毛サロンが集客に失敗してしまうのか原因を探ります。これには、主に3つの原因がありました。

①開示している情報が少ない

まずは、「そもそもサロンについて開示している情報が少ない」ということが挙げられます。ホームページがあっても載っているのは価格・住所・電話番号だけ。これではお客様が知りたいことがわかりません。

必要な情報は価格・住所・電話番号だけではありません。少なくとも以下の情報は必要です。

• 施術に使う脱毛機器
• 施術者の経歴
• どうやって脱毛にアプローチするのか
• どういう雰囲気のサロンなのか
• アフターケアはあるのか

基本的な情報に加え、これらの情報を合わせて初めてお客様は他のサロンと比較してくれます。開示している情報が少ないことはそのまま集客力の低下につながるのです。

②そもそも情報が拡散できていない

次に挙げられるのが、「店舗があるという情報を拡散できていない」という点です。そもそも店舗があることを認知してもらえていないからです。開業して看板を出しただけでは、付近を通りかかった人しか認識できません。また、広告を出しても適切なターゲット層のお客様に伝わらなければ意味がありません。

「自分の活動範囲にサロンがある」と認識してもらうことが重要なので、商圏へのアピールは必要不可欠です。

③価格設定がわかりにくい

脱毛だけでなく美容系サービス全般に言えることですが、価格設定のわかりにくさは集客のしにくさにつながります。

脱毛の場合、多くはセット料金での料金表です。しかし、これだけでは追加施術となった場合の金額がわかりません。価格設定はお客様が想定する様々な状況にカバーできるよう、しっかりと設定しておく必要があります。

脱毛系美容サービスはSNS宣伝が鍵？拡散力を上げて集客に繋げる

では、脱毛系の個人サロンが集客を成功するために必要な「拡散力」を上げる方法とは何でしょうか？それはSNS運営を利用した宣伝です。

媒体はInstagram・Facebookの併用がベスト

SNSと言っても媒体は様々です。その中でも美容系サービスがベストなのはInstagramとFacebookの併用です。美容系の情報を得るためのツールとして、Instagramは今一番活用されているSNSです。と同時に、Facebookは信頼性が高いSNSです。この2つを併用してサロンの拡散力を挙げましょう。

FacebookとInstagramを併用する利点は、SNS広告にもあります。実はFacebookに広告を出すとInstagramにもSNS広告を出せます。だからこそ、この2つのSNSを併用するのはかなり有利です。

美容に役立つアカウントになる＝価値の高いアカウントへ

SNSアカウントでの更新を始めても、お店の情報を配信するだけでは拡散力は上がりません。多くのユーザーは、アカウントに対して「価値の高さ」を求めています。

価値の高いアカウント＝有用な情報を配信するアカウントです。脱毛に関する有用な情報を配信しているということはそれだけ施術者としての知識や技術への信頼にも繋がります。

脱毛施術後のケア方法や自宅でできる除毛ケアに関する情報など、脱毛系の美容情報を配信すると、徐々に拡散力が上がっていくでしょう。

ホームページを制作してすべての情報を集約

FacebookもInstagramもアカウントのホームに載せられる情報に限りがあります。そのため、必要な情報をすべて詰め込めるホームページの制作も欠かせません。

どちらのSNSでも、また他の宣伝方法を用いてもホームページに誘導できるようにすると、お客様の比較検討に繋げやすくなります。

ホームページに載せられる情報に制限はほとんどありません。今出せる情報をすべて盛り込んで、サロンの信頼度アップにつなげましょう。

参考：PRTIMES「＜調査結果＞美容情報を得るためにいちばん活用しているものは？1位『Instagram』！」

SNS以外にも…中小脱毛サロンが集客効果を上げられる宣伝方法

個人系の脱毛サロンが集客効果を上げられる宣伝方法はSNSやホームページだけではありません。ここでは、アナログではありますが今でも有効な宣伝方法を紹介します。

①地域情報誌への出稿

地域情報誌への広告出稿やフリーペーパーへの掲載は現在でも効果があります。特にフリーペーパーは配布エリアを限定しています。

「そのエリアで脱毛サロンを探している」というお客様が手に取る可能性が非常に高いです。また、Instagramをあまり利用していないお客様にもアプローチできます。

美容系のサロン・エステは、付近住民だけが対象ではありません。近場で仕事をしている方、また通り道沿いなど様々な地域のお客様が見込み客になります。

商圏へのアプローチがしやすく、付近に居住している方以外にもアプローチできる点では、広告出稿も有用な宣伝方法です。

②口コミ

口コミには2種類あります。実際に利用した人が対面で広める口コミと、情報サイトでの口コミ欄です。

どちらも集客方法としては有効です。そのためには「利用した人が他の人にも紹介したい」と思える施術を行うことが必要です。

店内の雰囲気、施術のアフターケア、施術前のヒアリングなど…お客様が好感を持つポイントはたくさんあります。特に個人系のサロンは、施術する方とのコミュニケーションが大切です。

より好感をもってもらえるサロンづくりを心がけると、自然とお客様が「紹介したい」と思えるサロンになっていきます。

③商圏へのポスティング

商圏内に居住する方にもっとも直接アプローチできる方法がポスティングです。チラシを配布することで、今すぐ客だけでなく潜在層へのアプローチも可能です。

ただし、全戸配布はあまり意味がありません。潜在層ですらない方へもチラシを届けることになってしまうからです。

商圏内の女性など、ターゲットをより絞ったポスティングは「ディマ―ル」なら可能です。ディマ―ルのポスティングは、マンションの情報から居住者の属性を割り出し、ターゲットに絞った配布をします。

弊社のプランナーが担当となり、サロンに合わせたポスティングプランを提案します。ぜひご検討ください。

まとめ

中小の個人系脱毛美容サービスの集客は「拡散力」が重要です。SNSにおいて「価値の高いアカウント」になれば、より集客力の高いサロンとなることも可能です。

もちろん、ホームページ運営やフリーペーパーでの掲載などの他の広告手法も欠かさないようにしましょう。Instagramを活用していない方にもアプローチできるため、まだまだ有用な広告手法です。