ダイレクトにメールするポイント|構成要素や効果アップの秘訣を解説

ダイレクトメール(DM)は、ビジネスを行ううえで利益を得るために大切な手法です。
企業が顧客に対して自社の商品やサービスの情報を発信する手段として、さまざまな場面で活用され、最近では、紙で送る方法とSNSなどを利用する方法を連携させている企業も増えてきました。
DMを送っても顧客の反応を得られない場合、DMを構成する要素について見直しが必要かもしれません。
今回は、ダイレクト・メールのポイントやおすすめのDM配信方法についてご紹介します。
目次
ダイレクトなメールのポイントは?知っておくべき特徴や種類
ダイレクト・メールの種類や特徴を理解することも、DM運用のポイントです。DMのメリットも知って販売促進に努めましょう。
顧客に直接アピールする|DMとは
ダイレクト・メール(DM)は、マーケティング手法の一つでテレビや新聞、ネットの広告など不特定多数を相手にしている宣伝ではなく、直接顧客にアプローチする方法です。
新商品やキャンペーンなど、お店に関する情報をハガキやメール、SNSを利用して配信します。基本的には、しばらくお店に足を運んでいない顧客や一度だけ来店した顧客に再来店を促すきっかけ作りのために活用されます。
DMは、宛名が明記されているため、個人的な特徴がありますが、最近では宛名を特定しない無宛名郵便もあります。
使い分けが重要|DMの種類
ダイレクト・メールには、ポスティング、eメール、SNSなどの種類があり、それぞれの特徴によって使い分けがポイントです。
例えば、ポスティングは、個人・法人問わず送付が可能で、配布物を直接手に取って見てもらえるため、配布物に一目でわかるようなインパクトを持たせると反響につながるでしょう。
しかし、配布物の作成から封入作業、ポスティング作業に手間がかかるデメリットもあります。
その一方、eメールやSNSならスピーディに情報を送付できますが、迷惑メールに入れられてしまうと読んでもらえません。
開封率が高い|DMのメリット
企業が行う広報活動において、ポスティングDMはメリットが多く、たびたび利用されています。
まず、ダイレクト・メールをポスティングで届けることで、視覚や触覚など受け取る人の五感に訴えかけるため、印象に残りやすいです。情報を読み飛ばすのではなく、最後まで読んでもらうための工夫ができることも、ダイレクト・メールのポイントです。
そして、「DMメディア実態調査」によると、2021年のポスティングDMの閲読率は、「デザイン性が高い」「珍しい」などの理由から70%前後と、高い傾向にあります。
参考:一般社団法人日本ダイレクトメール協会「DMメディア実態調査2021」
ダイレクト・メール|ポイントは…DMを構成する要素を4つ紹介
DMを構成する要素は、「ターゲット」「オファー」「タイミング」「クリエイティブ」の4つですが、この4つがかみ合っていないと成果につながりません。それぞれのポイントについてご紹介します。
送付先を限定する|ターゲット
ダイレクト・メールは、不特定多数に大量配布したからといって効果が出るものではなく、ポイントは「一対一でコミュニケーションをとる手紙」と考えることです。
年代や性別によって心に響く言葉は変わりますし、リピーターや休眠顧客(しばらく利用がない顧客)など、顧客の状態によってもアプローチの方法は変わります。
そのためには、顧客を分類してターゲットを絞ることが重要です。商品やサービスにニーズがある人(もしくは企業)に狙いを定め、送付先を限定することで、確度の高い顧客にムダなくアピールできますよ。
価値の提供|オファー
「オファー」は、値引きやプレゼント、イベントなど、顧客からレスポンスを得るための特典(価値)を提示することです。ダイレクト・メールでは、商品訴求やキャンペーン情報など、顧客の行動を促すポイントであるオファーの提示が必要不可欠になります。
オファーには、さまざまな種類がありますが、ターゲットを絞り込まないと顧客に行動してもらえません。先述したターゲットを絞り込み、お得感だけでなく顧客一人ひとりにとって魅力的なオファーを提示しましょう。
顧客が行動するタイミングで|送付時期
送付時期によって販促効果が変わるのもダイレクト・メールのポイントです。
季節商品の需要や、顧客が以前購入した商品を使い切る時期など、それぞれのタイミングに合わせてDMを送付しましょう。
例えば、「3月から4月上旬には卒業・入学・引っ越し関連のDMを送る」「衣替えの時期にスーツや靴のDMを送る」など、相手が「欲しい」と思うタイミングを予測して送付すると来店や購買につながります。
顧客訴求で行動を促す|クリエイティブ
コピーやデザインのことをあらわすDMの「クリエイティブ」は、限られたスペースで確実にメッセージを伝えることがダイレクト・メールのポイントです。
いくら魅力的なオファーであっても、DMに目を通してもらえなければ意味がありません。思わず目を引くデザインや、開封したくなるコピーなど、パッと見でターゲットに必要な情報だとアピールすることが、顧客の行動を促すクリエイティブといえるでしょう。
おすすめのDM配信方法|コストを抑えながら効果を上げるには?
さまざまなDM配信方法があるなかで、コスパ良く情報をアピールするには、LINEやポスティングなどで情報を届けるのがおすすめですよ。
顧客の年齢層が広いならLINE公式アカウント
他のDM配信方法と比べると、圧倒的にコスパが良いのがLINE公式アカウントのメリットです。無料で1,000通まで送信可能な「フリープラン」や15,000通まで送信可能な月額5,000円のライトプランなど、どのように公式LINEを活用するかでプランを選ぶこともできます。
そして、顧客リストを作成するには、アンケートを取ったり会員証を作ってもらう必要がありますが、LINE公式アカウントの場合は、顧客と店舗側の負担が少ない方法で手軽に情報を取得できます。
若年層ターゲットに|SNSのDM配信
特に若年層をターゲットとしたお店では、SNSによるDM配信がおすすめです。SNSは、アカウントをフォローしてもらうだけで情報を発信できるので、若年層も気軽にフォローできるメリットがあります。
SNSのDM機能を利用すると、顧客と1対1で会話することが可能ですが、DMそのものを拒否する顧客も存在している点が、ポスティングのダイレクト・メールとは異なるポイントです。
SNSを利用しない人向け|ポスティング
インターネットやメールを使わない高齢の顧客にアピールするなら、チラシやハガキをポスティングするダイレクト・メールの手法がおすすめです。印刷など手間がかかるため、DM代行業者に依頼するのもポイントですよ。
まとめ
DMの種類や構成する要素など、ダイレクト・メールのポイントについてご紹介しました。ターゲット・タイミング・オファー・クリエイティブの4つの要素は、DM成功のカギを握っているといえるでしょう。
弊社のディマールDMは、あなたのターゲットである顧客に対して独自のターゲティングを行い、成約確度の高い顧客に対してピンポイントで情報を届けます。「DMで効果を得られない」など、DMに関するお悩みは、ぜひ弊社にお問い合わせください。
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