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パンフレットのデザインはパワーポイントで作れる!設定からコツまでご紹介!

 

パンフレットを作成するには、PhotoshopやIllustratorなどの専門的なペイントソフトが必要です。実際にデザイナーはそういった有料のソフトを使用して作成しています。

 

しかし、パンフレットのデザインも実はパワーポイントで作成できることをご存知でしょうか?コツさえ掴めば読ませるパンフレットを作成することも可能です。

 

この記事では、パンフレットのデザインをパワーポイントで作成する方法について解説します。パワーポイントで制作するメリットや初期設定もご紹介するので、制作の参考にしてください。

 

パンフレットのデザインをパワーポイントで作るメリットは?

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パンフレットは、基本的にはデザイナーに外注するのが一般的です。しかし、コストがない・時間がない・デザイナーが見つからないなどの状況では難しいこともあるかもしれません。

 

そこでパワーポイントを使用して自社で制作するのがおすすめです。まずパンフレットのデザインをパワーポイントで作成するメリットをご紹介します。

 

①Officeさえあれば導入コストがない

 

まず第一に、ソフトの導入コストがほぼいらないことです。ほとんどの会社ではMicrosoftOffice365が導入されていることかと思います。

 

それに含まれているパワーポイントを使用すれば、会社の中の誰でもパンフレット制作に入ることができるのです。

 

また、パワーポイントがあれば良いため、ファイルの共同編集がしやすいという点もメリットといえます。

 

②必要な専門スキルが少ない

 

デザインに関する知識はあったほうが良いですが、基本的な情報を載せるためのパンフレットであれば専門スキルは必要ありません。

 

グラフィック系ソフトはある程度ソフトの知識がないと使いこなせないことが多いです。しかし、パワーポイントであれば普段使用している範囲のスキルでも十分制作に耐えることができます。

 

画像挿入・文章入力・文字装飾といった基本的なスキルとコツ、初期設定をしっかりすれば誰でもパンフレットのデザインを制作できます。

 

③テンプレートも多数

 

もし一段階上のデザインにしたいのであれば、テンプレートを探すのも良いでしょう。パワーポイントでパンフレットを制作する際のデザインテンプレートはWeb上に公開されています。

 

テンプレートを読み込めば、文字スペースに必要な情報を入力したり、画像を挿入したりするだけで製作が可能です。

 

このように、パンフレットのデザインをパワーポイントで行うのはハードルが低く、デザイン初心者にとってはメリットも多いです。もし外注する余裕がないのであれば、自社で制作してみるのも良いでしょう。

 

パンフレットのデザインをパワーポイントで作る時の初期設定

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パンフレットのデザインを実際に作り始める際にパワーポイントの初期設定が必要です。まずはファイルの初期設定から済ませましょう。

 

パンフレットのサイズに合わせて用紙設定

 

パワーポイントでパンフレットを制作し始める前に、まずは用紙設定をしなければいけません。パンフレットの仕上がりサイズはどのサイズかを確認してください。

 

サイズを確認したら、そのサイズの幅・高さそれぞれ+10mmがスライドのサイズとなります。印刷をする時、紙のサイズを整えるために断ち切りを行うため、仕上がりサイズの天地左右に5mmほどの余白を取らなければいけません。

 

サイズが決定したら、パワーポイントの制作データを開き「デザイン」→「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」ウインドウを開いてください。

 

幅・高さの単位はcmなので、mmで計算していたのであればcmに直して入力してください。また、印刷の向きは縦に設定しましょう。

 

スライドの端から5mmのスペースに文字・画像を配置すると途切れてしまうことには注意してください。

 

画像の解像度は300dpi~350dpiに

 

普段デザインに携わらないと、解像度という単語には聞き馴染みがないかもしれません。画像データには解像度という値があり、印刷において重要な要素です。

 

もしパンフレットに写真やイラストなどの画像データを挿入する場合、この解像度という値が重要になります。画像の解像度は、エクスプローラーで画像を右クリックし「プロパティ」を開けば確認できます。

 

印刷に適した画像の解像度は300dpi~350dpiです。72dpiしかない場合、パワーポイントに貼り付けて粗く表示されるようなら使用をやめたほうが良いでしょう。

 

フォントを用意する

 

MicrosoftOfficeのソフトには様々なフォントがインストールされています。ただ、いずれもWebでの可読性が高いものばかりで、印刷した際に必ずしも可読性が高いものだとはいえません。

 

フォントもデザインの一部です。可読性が高く、装飾のあまりないフォントを基本として構成しましょう。見出しなど目立たせたい文字に装飾のあるフォントを使用するのはOKです。

 

また、ポイント数は小さくとも8pt以上にしましょう。文字化けが起きたり、印刷時に文字がかすれる可能性があります。

 

参考:ラクスル「画像の解像度」

 

パンフレットのデザインをパワーポイントで作る時のコツ3選

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ここでは、パンフレットのデザインをパワーポイントで作る際に知っておくと便利なコツについてご紹介します。

 

①デザインラフと内容はあらかじめ決めてから作業

 

まず、パンフレットに記載する内容をあらかじめ決めてから作業をするようにしましょう。ワードやメモ帳などで構いません。文章や住所などの情報はどこかにまとめておきます。

 

情報をまとめたら、どの情報をどう配置するかのラフを決めます。これによって、何ページ必要なのかも判断可能です。ページ数がすでに決まっているのであれば、ページ数に収まる情報も取捨選択できます。

 

編集が比較的容易とはいえ、後から内容を大幅に変更するのは大変な作業です。制作を始める前に必要な情報を前もって用意するようにしましょう。

 

②使う色を3色にまとめる

 

デザインを決める際、配色は大事ですがカラフルならば良いというわけではありません。初心者でも簡単にできる配色のコツとして、「使う色を3色にまとめる」というコツがあります。

 

黒や白は通常の大きさの文字に使うためこの3色には入れません。ここで決めた3色は、背景・目立たせたい文字・アクセントとして使用します。

 

3色にまとめると、全体的に散らからず見やすい配色になります。もし迷った場合は、3色カラーチャートなどを調べてみると参考になるでしょう。

 

③「ドロップシャドウ」を使わない

 

パワーポイントには文字装飾や画像装飾機能があります。このうち、ドロップシャドウなどの影をつける装飾は印刷に向いていません。

 

印刷されなかったり、印刷されても刷り上がりがおかしくなったりします。同様に塗りつぶし効果の「パターン」も使用しないようにしましょう。

 

まとめ

 

基本的な設定とコツさえわかっていれば、パンフレットのデザインはパワーポイントでも作成できます。MicrosoftOfficeがあれば良いので、導入コストは追加でかかりません。

 

作成していくうちに自分でコツがわかり、少しずつできることも増えるかもしれません。まずは数ページの冊子の作成にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

 

作成する際には、スライドのサイズや文字サイズ、画像の解像度に注意するようにしてください。印刷に関わる重要な項目です。

 

ぜひこの記事を参考にして、素敵なパンフレットを作成してみてください。

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