ポスティングで成功するなら反響率を調べることが重要?
ポスティングの反響率を調べたこと、もしくは計算したことはありますか?
中には反響率を期待せずに行っている方もいるでしょう。
しかし!ポスティングという立派なマーケティング調査を、分析しないということはとってももったいないのです。
本記事では、反響率を調べたことがない方、反響率を平均的に、全体的に知りたい方からすると大変わかりやすい内容をまとめています。
読み終わる頃には、自社でのポスティング反響率を徹底的に分析ができるようになっているでしょう。
目次
ポスティングの反響率は平均的に0.1%程度?
業種にもよりますが平均的、全体的にポスティングの反響率は0.1%程度と言われています。
つまり、1,000か所の家にポスティングをしても、10件の反応が返ってくる程度です。
たまにポスティングをして、1,000部投じて90件の反応が返ってくることも稀にありますが、そういった場合は、「分析を怠らない」という大きな壁を超えられている場合に得られる成果です。
では、どのようなところで分析をする必要があるのか、それぞれを解説します。
PRをする自社製品、自社宣伝の分析
自社でPRを考慮している製品や、自社のブランドはどれくらいの宣伝力があると思いますか?
過去に、メディアに出していたり、WEBで広告、SNSで広告など少しでも認知度がある場合は、自社のブランド力はきわめて高いと言えるでしょう。
次のイメージを見て下さい。
こちらの本は、とても有名な本と言える作品です。アプリなども出ていて、さまざまな翻訳家が作品を訳していますが、すぐに、「あ!〇〇だ!」と答えることができませんか?
作品の大ファンであれば、こんなの出てたのか、買いたい!と大げさにいってしまうと、購買意欲を駆られる人もいますよね。
つまり、「一目見ただけ」で購入意欲が上がるということや、「一目見ただけ」でなんらかの行動を誘発させるこの行動は、PRされる製品や会社のブランド力ありきということです。
ポスティングをするために分析をする項目は?
これは、本記事であげた作品に限ったことではなく、人それぞれによってそういった「一目見て気になるから欲しい」に結び付く行動は、誰にでも起こり得るものですよね。
すなわち、これらの「行動誘発」を起こすためには分析は必要不可欠といえるのです。
主に分析をする内容は次の3点です。
- ターゲット
- 地域(商圏)の把握
- 自社製品、PRしたいもの
まずはこれらの3点を詳しく分析していくことがポスティングを始める第一歩となります。
1つずつ確認していきましょう。
ターゲットを決めるのは地域とニーズ、デザインを明確に決めるため
ターゲットを選定する際に、「地域やニーズ」から始める方もいますが、まずは「PRをしたい製品などを扱うペルソナ」を書き上げましょう。
ペルソナは細かければ細かいほどイメージがしやすくなるため、項目にそって入れ込んでいくことをおすすめします。
- 年齢
- 既婚か未婚
- 子どもがいるかいないか
- 特定の趣味(アウトドアやウィンドウショッピングなど)
- 学生時代の部活
- 好きな作品 、、など
これらを細かく設定をすることで、ペルソナ、いわゆるPRしたい製品などを扱う人物像が見えてきますよね。
この人物像が使いたいと感じる背景なども想像していくと、どんな背景でPR製品などが役立つか、どのようなニーズがあるのか、ということも必然とわかってくるでしょう。
これらペルソナの背景を理解、想像を固めていくことによって、
- ニーズ
- 地域性の把握
これらを考慮、分析するステージへ繋がっていくのです。
顧客になり得るユーザーの地域性と需要と供給の一致
ペルソナの設定はできましたか?できたのであれば、次のステージです。
地域性を知っていくことは、「集客ができる人がいる範囲」を知っていくことにおいて、とても重要であり、これは需要のあるユーザーがその地域に集まっている可能性が高い、反響率が上がる可能性があるとして、マーケティングをする上では知っておくべき項目とも言えるでしょう。
集客は商品の押し売りをすることではないというものは、誰でも知っています。
先ほどの、とても有名と仮説する作品も「名前を見た」だけ、「絵を見た」だけで「欲しい!」と自然な集客に繋がっていることを解説しました。
この自然な集客につなげるため、成果を上げやすいことは、「需要があるところに適切な供給をしていくこと」がなによりも大切なのです。
この地域性を調べる方法は次の2点があげられます。
- 土地を歩き回って分析をすること
- 数字を調べること
この2点は、どちらかではなく「どちらも」欠かせない調査方法です。
中にはGoogleマップなどを用いて写真で歩き回れないか?と思う方もいるでしょう。
仮に、写真のみでその土地を調査するとします。
街並みやなんとなくの雰囲気、「不確定要素」のこんな感じを掴みとることはできる可能性もありますよね。
反響が欲しいと思うなら、「必ず」歩き回ってみましょう。
ただ歩き回るだけでなく、ターゲットとなる「地域の生活や雰囲気」を知っていくこともポスティングを進めるためのマーケティングに最重要と言えます。
加えて歩き回ることで、周囲の交通状況や商業施設の状況、周囲の同業他社(いわゆる競合社)を調べることもできますよね。
これらを掴むことは、自社を優位に立たせ、周りとの差をアピールすること、身近に感じさせるチラシ、手紙を作るきっかけにも繋がるのです。
もう一つの方法である数字を調べるということは、主に「消費者数を調べる」ということです。
なんとなく調べる消費者ではなく、具体的に、これくらいの規模ということを数字で表現できると、後々分析をする際に楽になるでしょう。
数字を把握する、ということは歩き回った感覚で市場を把握するのではなく、なんとなく市場の全体のイメージを把握するということに繋がります。
調査の対象は主に次の5点です。
- 土地内の人口
- 世帯数
- 年齢
- 男女比
- 年収、、、など
他にも調べられる「地域の特性の数字」もあるでしょう。
まずは1度調べてみることをおすすめします。
数字を調査する際には、その地域においてある、図書館や自治体のホームページなどを確認してみると良いですね。
ポスティングのチラシは『目を引くもの』だけでなく『丁寧さ』も兼ね備えて
よくおいてあるチラシや、ネットで検索をしたときに出てきたチラシには、どんな印象を持ちますか?
「面白そう」と思う場合には、ある程度そのチラシが、「他のチラシとはひと味もふた味も違う」というものではないでしょうか。
人は周りと違う、個性のあるものに少なからず惹かれ、吟味をするクセが誰しも備わっていると言われています。
余裕があるときや、電車を待っているとき、道路を走っていてふとした瞬間で目に入った広告を見て、興味のないものや他と変わりのないものであれば、あまり興味もわきませんが、少し不思議に感じるもの、他とは明らかに違う広告に出会ったときに、2度見や撮影をしたり、吟味してみたり、といったことはありませんか?
その広告がご自身の需要に一致していればなおさら調べることもありますよね。
「惹かれる」広告や、魅力的な広告、興味はないけど目を引く広告から来てみたという反響に繋ぐための広告は、
- 丁寧に情報を記載すること
- 行動を誘発させやすい広告であること
- 紙の大きさから文字の量など全てにおいて「ちょうどよい」こと
などの3点があげられます。
中でも、ニーズが合っていて、丁寧な情報の記載、行動を誘発させるための手法が施されている場合には、ある程度の反響も期待できると言えるでしょう。
ポスティングの反響率を知るために効果測定は必ず行おう
効果測定を行うことで、「ポスティングした広告に対しての反響」を数値で具体的に調査できるようになります。
効果的な集客をするのであれば、効果測定も重要なマーケティングの手法です。
効果測定をするにあたって、できる方法は次の2つです。
- 配ったチラシ(お手紙)と配った物件の番号を記録する
- 電話で予約が出来るようにしておき、ポスティング専用の電話番号を作る→予約がきたら、番号を紐づけ
これらの方法を用いることで、簡単に反響率の効果測定が行えます。
加えて、データとしては次の5点を必ず記載しておきましょう。
- 配布実行した日付(配布期間)
- ポスティングをした日
- 配布できた枚数
- 配布できた地域(丁単位まで詳しく)
- 配布を拒否された物件や地域
これらを配布したチラシのデータと一緒にしておくと後で確認をするときに楽になるため、おすすめです。
- 地域ごとの反応率
- 月ごと、年ごとでデータをまとめておく
地域ごとや月ごとなどのシーズンによって、データは集めておきましょう。
PRをしたときのカテゴリーで揃えておくと見返すときに参考にしやすいですよ。
まとめ|ポスティングをするなら反響率を必ずデータとして集めておこう
ポスティングをするにあたって、反響率は大変重要なものです。
効果的に、反響を呼ぶのであれば必ず効果測定、およびポスティングの下見を行いましょう。
ご自身の目で見て、ターゲットの地域に触れることは成功率を上げるためのコツともいえるのです。
無料eBook:攻めの集客ノウハウ完全ガイド
無料eBook「ディマール(Dimar)」では、オフライン広告のポスティングマーケティング手法からの集客効果と業種別の具体的な集客方法まで施策内容をまとめたPDFを無料で提供しています。
本書は『マンションポスティング』と『ターゲティングDM』の具体的な施策内容を詳細に解説しているものです。マーケティング戦略による広告の目的はたった一つだけ。それは「売上をあげること」です。そして当社の全く新しい手法を実践して頂くと、競合他社に比べてお客様を獲得し、売上をあげることができます。
もし、集客でお困りなら、下記より必要事項を入力後にダウンロードして頂き楽しみながらじっくりとお読み頂けると幸いです。
是非、貴社の集客マーケティングにもご活用下さい。
私たちは、企業の規模を問わず、それが本当に価値のあることであれば、喜んで集客のお手伝いさせていただきます。
あなたにおすすめの記事
-
チラシ確認率75%達成!魅力的なキャッチコピーとメッセージの作り方
2024.07.10
-
セミナーのチラシの効果的な作り方とは?掲載するべき項目や効果的な活用方法を紹介
2024.04.08
-
チラシデザインの重要ポイント|目を引く広告を作成するコツと業者選びのコツ
2024.03.25
-
2024.03.11
-
塾の口コミ集客(バイラルマーケティング)の全手順|子供世帯に効く新規獲得術7つ
2024.03.08
-
【売上アップの秘訣】リピーター獲得確率を高める広告手法を客層別に徹底解説!
2024.02.26
世界中のDM成功事例
-
サービス業(他に分類されないもの)
機械等修理業(別掲を除く)
【機械修理業でのDM事例】デジタル広告とDMで511名のユニークコールを獲得
2023.04.03
-
保険業
金融業,保険業
【保険業での一歩先を行くDM事例】ユニークな靴紐DMで顧客の関心をゲット!
2023.01.10
-
その他の生活関連サービス業
生活関連 サービス業,娯楽業
【洗車業でのDM事例】DMマーケティングで155名の新規顧客を獲得
2024.11.02
-
洗濯・理容・美容・浴場業
生活関連 サービス業,娯楽業
2021.12.17
-
建設業
設備工事業
【配管・設備業のDM事例】顧客リストのほとんどがアクション!効果大!
2022.01.20
-
学術研究,専門・技術 サービス業
広告業
【広告業でのDM事例】DMマーケティングに着手した理由とあらゆる適切
2022.05.19