ポスティングで注意する点を知ってクレーム防止!!4つのポイントを紹介
以前からよく使われている販促手法の一つであるポスティング。チラシさえ作成すればすぐに自社商品やサービスの情報をアピールできるので、インターネットが普及した現在でもたくさんの企業が取り入れています。
しかしポスティングは、家のポストにチラシを直接投函する特徴から、他の広告と比べるとクレームが発生しやすいデメリットもあります。
そのため、ポスティングを行うさいには、過去のクレーム事例などを確認しておくなど対策が必要といえるでしょう。
今回は、ポスティングする際に注意する点やクレームを減らすための方法についてご紹介します。
目次
ポスティングはクレームが多い?クレームが発生した場合の対応
販促手法のなかでもポスティングは、クレームは発生しやすいです。しかし、クレームが発生しても対応をきちんと行うことで信頼回復やクレームの再度発生を防ぐことに役立ちます。
ポスティングでよくあるクレーム
ポスティングでは、チラシを入れることを禁止するメッセージを見逃して配布を行い、クレームにつながることがあります。
特に、チラシを投函したら警察に通報する旨の表記があるなどポスティングを強く禁止しているのに配布を行うと、苦情になる可能性が高く注意すべき点でもあります。
雨で広告が濡れていたり、ポストが既に一杯になっているのに無理に入れられていたりするとクレームになりやすいです。雨に濡れたチラシを投函することで、もともと投函されていた住民に必要な手紙なども一緒に濡れてしまう可能性があるため、注意が必要です。
クレームが発生したらまずは丁寧に謝罪
どんなに気をつけていてもチラシ配布には苦情などクレームがつきものです。チラシを配布したことで不平・不満などクレームになってしまったら、「自社が配布したチラシで迷惑をかけたこと」をまず誠実に謝罪しましょう。
謝罪の後、「配布を禁止されてしまった住居一覧」への記録など苦情の再発を防止するためにどのような対応をするのかを説明します。
謝罪が終わったら、クレームが発生した物件の共有を社内で行い、今後は配布しないための措置を立てることもポスティングで注意すべき点といえるでしょう。
ポスティングで注意すべき点は?クレームを減らす4つのポイント
ポスティングの苦情は対策をきちんと行えば減らすことも可能です。クレームを防ぐポイントについて見ていきましょう。
配布禁止の表示がある家や夜間は投函しない
ポスティングする際の注意する点として、まずは、配布を禁止する表記がある家や配布しないように伝えられた住居へ投函しないことが大前提としてあります。
また、夜間の時間帯は表記を見逃してしまうリスクがあるため配布を避け、明るい日中の時間帯に配布を行うのも対策として有効です。
夜間や早朝のポスティングを避けることで不審者に間違われるリスクも回避することができるでしょう。
配布禁止リストを作成して配布員に周知する
チラシを苦情のあった住民の家のポストに入れないようにするために「ポスティングを禁じられた住居の一覧」を作ることも、顧客の苦情を減らすためには注意が必要になる点です。
住民の不平・不満が発生した住所などを一覧で明確にして、配布する前に必ずリストの確認を行うことを配布するスタッフに周知しておくと安心です。
配布員には住所を伝えるだけでなく、実際の該当の物件まで足を運び、禁止されている住居を目で確認してもらうことも効果的でしょう。
住居侵入罪など違法行為に注意する
ポスティングの配布方法次第では違法になってしまう場合もあります。
チラシをポストに入れるのをやめるように言われたり、配布を禁止する表記を見逃したり無視して、住宅の敷地内に入ってポスティングを行った場合、住居侵入罪や軽犯罪法に違反してしまうこともあるので注意すべき点です。
天候が悪い場合は配布を控える
ポスティングは、雨や雪など天候が悪い場合に配布を見合わせるのも、クレームを未然に防ぐために注意が必要な点です。
雨や雪が降っているときに、バイクや自転車で移動して転倒するリスクもありますし、大切なチラシを濡らしてしまうリスクも考えられるでしょう。
また、傘や雨合羽を使用してもチラシを全く濡れないようにするのは難しいです。濡れたチラシは見栄えが悪いだけでなく、投入することで他のチラシや手紙も汚してしまい、会社への心証を悪くしてしまうので、天候に不安がある場合などはチラシ配布は避けるべきです。
ポスティング配布員が注意する点|意識すればクレーム防止になる
チラシ配布のクレームは、配布員の質を上げることで、減らすことができます。配布員に「企業の顔」であることを意識させたり、便利に配布ができるツールなどを使うと良いでしょう。
まず「配布禁止」の表示をチェック
配布スタッフには、ポスティング時に「チラシの配布を禁止している」メッセージの有無を確認させるのも注意が必要な点です。
会社で指示を行う側がルールを理解していても、配布員に周知されていなければクレームは無くなりません。
自社で優良な配布員の確保が難しい場合は、ポスティング業者などプロに依頼するのもおすすめです。
チラシを見る側にとって配布員は「企業の顔」
さまざまなアルバイトのなかでもポスティングは自由度が高く、「チラシをポスティングするだけの簡単な仕事」という印象を持っているアルバイターは多いことも注意すべき点です。
しかしチラシを受ける人にとって、チラシを配っている人は「企業の顔」ともいえる重要な存在なので、チラシの扱いが雑であったり、きちんと挨拶をしない配布スタッフは、会社のイメージさえ悪くしてしまうでしょう。
チラシ配布の様子を監視し続けることは不可能なので、GPSを活用して配布員の行動を管理することも一つのクレーム対策です。
指サックを使うと1枚ずつはがしやすい
ポスティングにおいて、ポストに同じチラシを複数枚入れないように対策することも苦情を出さないために注意するべき点です。紙質が薄かったり冬の寒さで手がかじかんでいるとチラシが重なっていると知らずに配布してしまい、クレームに発展してしまうケースも少なくありません。
そのような場合は、指サックや滑り止めつきの軍手などを使用することでチラシを1枚1枚取りやすくなります。
まとめ
ポスティングの際に注意すべき点としてクレームを防ぐ方法をご紹介しました。ポスティングは、ルールやマナーを守れば大部分のクレームを防ぐことができます。
万が一クレームが発生したとしても、誠実な対応をとり、同様の苦情を出さないことで信頼を得ることにつながるでしょう。
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