特典付きチラシで来店のきっかけを作る!集客力を高める方法を解説
IT化が進む現代において、集客方法はさまざまですが、特に馴染みの深い方法はチラシ配布です。チラシ配布は、多くの企業が導入している手法なので、チラシに特典を付けて配布することで、他社チラシに埋もれないよう対策をしている企業もあります。
お得な特典付きチラシを配布したのに、顧客に活用してもらえない場合は、特典チラシの作成方法や配布方法について見直す必要があるかもしれません。
今回は、特典付きチラシの必要性や特典付きチラシの作成のコツについてご紹介します。
目次
特典付きチラシって効果があるの?記載内容で来店動機につながる
一般的なチラシと特典付きチラシには、大きな集客効果の違いがあります。特典付きチラシはなぜ集客率が上がるのかについて見ていきましょう。
「来店時に持参」で行動させる
「割引クーポン」や「無料クーポン」といったオファー(特典)付きのチラシは、顧客にお得感を与えるため、手に取ってもらいやすく反響率も高くなります。
エステサロンや飲食店などさまざまな業界で活用されていますが、初回の購入・利用で気に入ってもらえればリピーター獲得にもつながるでしょう。
特典付きチラシを受け取った顧客は、「特典を受けるために来店しよう」と考えます。
そのため「来店時に持参」で行動を促す特典付きチラシは、新規顧客やリピートの促進だけでなく、休眠顧客(過去に商品やサービスを購入してくれたけれど、その後一定以上の期間、購入がない顧客)の掘り起こしにも効果的です。
特典付きチラシの効果
特典付きチラシの効果は、新規顧客獲得やリピーターを増やす「集客効果」だけでなく、「顧客のニーズがわかる効果」もあります。
チラシの内容に合ったクーポンを付けることで、顧客がどの程度チラシの内容に興味を持ってくれたかを測定することができます。チラシやクーポンの内容は毎回変更して、どれくらい効果があるのかを調べることで顧客の潜在需要を推測することか可能になります。
特典付きチラシはどのように配布する?コスパ良く配布するには…
チラシの配布方法は、「新聞折込」と「ポスティング」の2種類があります。それぞれの特徴を理解して自社に合った手法で配布しましょう。
早く大量配布できる|新聞折込
新聞折込は、その名の通り新聞に織り込まれることで特典付きチラシを配布する手段です。新聞配達店の単位で配布エリアを設定できることや、配布の手間がかからないうえに大量枚数であっても1日で配ることができます。
新聞を取っている世帯にしか配ることができないので、中高齢者以上の人が多いエリアでの配布がおすすめです。
コストを抑えた配布も可能|ポスティング
ポスティングは、ポストに直接特典付きチラシを投函する方法なので、新聞折込よりも多くの人の目に触れやすいです。
また、高齢者の多いマンションやファミリー世帯が多い地域など、新聞折込より細かいエリア指定が可能です。
ただし、依頼するポスティング業者によっては、顧客からのクレームを受けてしまうなどデメリットもあるので、信頼できる業者選びが大切です。
顧客を引きつける特典チラシの特徴|5つのポイントで集客力UP
同じ特典付きチラシを配布していても、思うように効果を得られない場合、クーポンの場所がわかりづらいことが考えられます。集客力を上げる特典チラシの特徴についてご紹介します。
一瞬で「特典がある」とわかるチラシ
特典付きチラシを作成するなら、「特典がある」と一瞬で顧客が理解できるチラシの工夫が大切です。家庭のポストに投函されたチラシを、顧客は一枚一枚丁寧に眺めません。ポストから出したチラシで自分に興味のないものは、一瞬で判断され捨てられてしまいます。
そうならないためにも、チラシを見て1秒以内に「得する情報がある」と顧客に伝わるチラシを作成しましょう。
例としては、「チラシの最初に目を通す部分(左上や上部)にクーポンをつける」「お得な特典あり、とチラシの上部に書かれている」などがあります。
「誰でも読める・わかる言葉」を意識
オシャレな雰囲気を出したくて「GIFTTICKET」「COUPON」など顧客の目を引くキーワードを英語で表現してしまっているチラシも多いです。
しかし、特典付きチラシの集客効果を高めるためには、「誰でもわかるワード」を意識することも大切です。ポスティングチラシを見た人は、そのチラシが自分に必要かどうかをパッと見ただけで判断してしまうので、なじみのない言葉に対する反響は大きく下がってしまいます。
「無料」「半額」で引き込む
特典付きチラシで顧客の目を引き付けるキーワードとして「無料」「半額」があります。マーケティングでよく用いられる用語に「アンカリング効果」というものがありますが、「無料」「半額」が安いと感じられるのもアンカリング効果によるものです。
アンカリング効果とは、最初に提示された数字や条件が基準となってその後の判断が無意識に左右されてしまうという心理です。
例えば、特典の内容が「通常価格40,000円のところ半額の20,000円」だった場合に、「4万円」が基準となり、「半額の2万円ならかなりお得」と考えて多少の予算オーバーも気にせず買ってしまいます。
「数字がたくさん並んでいるほう」を選ぶ
人間は、同じ数値、同じ割引率でも「数字がたくさん並んでいるほう」が大きく見えるため、選ぶ傾向にあります。例えば「1g」と「1,000mg」なら「1,000mg」のほうが大きく見え、「2割引」と「20%オフ」なら「20%オフ」の方が大きく割引されているように見えます。
少しの違いではありますが、この一工夫が特典付きチラシの効果を押し上げます。
特典に「期限」をつける
人間は、「限定性があるもの」に対してより高い価値を感じます。「いつでも、だれでも」というものよりも「今だけ、自分だけ」といったものに魅力を感じるので、特典付きチラシにおいても「限定性」をアピールすることが重要です。
一般的に顧客がクーポンの使用を覚えていられるのは「一ヶ月」といわれているため、「1日10名限り」「このチラシをお持ちの方だけ」「今月だけ」など限定性や使用期限を設けてしっかりとアピールしましょう。
参考:日本認知科学会「アンカリング効果の発生に必要な要素の検討」
まとめ
特典付きチラシの効果や効果を出すポイントについてご紹介しました。最近では特典付きチラシを導入する企業も増えているので、競合に差をつけるためには、誰でもわかる言葉遣いやクーポンの期限などの施策を駆使して、興味を引くチラシを作る必要があります。
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