効果的なのは「面白いチラシ」?読まれるために重要な3ポイントとは
ポスティングを行う際に悩ましいのがチラシのデザインです。ポストに入れられたチラシが見られ、そのまま反響率に繋がる確率は約1%前後といわれています。
その反響率を少しでも押し上げる要素の1つがチラシのデザインです。中でも面白いチラシデザインは、受け取った人にチラシを読ませ、反響率を上げる効果が期待できます。
では、反響率を上げる面白いチラシとはどうすれば作れるのでしょうか?ここでは、読ませる面白いチラシにするために重要なポイントを3つの項目に分けてご紹介します。
目次
最初の0.5秒が勝負!面白いチラシが反響率を獲得する理由
まず、反響率を上げるチラシのデザインとは何でしょうか?具体的には、「受け取った人が一目見た後に思わずそのまま読んでしまうデザイン」です。
こういった面白いチラシは、受け取ってもすぐに捨てられません。それには最初の0.5秒のインパクトが重要です。
インパクトがチラシを読むきっかけになる
チラシを捨てずに判断する時間は、たったの0.5秒とされています。そのため、チラシを捨てられないためにも見た瞬間のインパクト=第一印象は非常に重要です。
インパクトがある面白いチラシは、見た瞬間に読ませる力があります。しかし、どんなに内容が魅力的でも0.5秒で判断させることは難しいです。
重要なのはインパクトのあるデザインです。では、インパクトがあるデザインを作るにはどうすれば良いのでしょうか。
時には「ん?」と思わせることも大事
0.5秒で捨てる選択肢を取らせないデザインは、一目見た瞬間に「ん?」と思わせるものが多いです。
あるスーパーがチラシデザインのコンセプトを一新し、インパクトのあるデザインだと話題になりました。
スーパーのチラシデザインには、ある種の法則性があります。このチラシはその法則性を取り払いつつも、決して内容をおろそかにしていません。こういった「ん?」と思わせる第一印象のチラシも、反響率を上げるポスティングにつなげる方法になります。
参考:ビギナーズハイ「集客効果抜群!話題のサミットのチラシデザインとその理由」
【ポイント1】写真・イラストを使うと第一印象が面白いチラシに
面白いチラシを作るために必要な要素として、まず写真・イラストなどの画像を重要視することがあります。チラシデザインにおいて画像は、非常に重要な要素なのです。
インパクトを狙うなら写真・イラストは重要
あらゆる職種・業種のチラシでは、写真やイラストなどの画像を使用することが多いでしょう。せっかく良い画像を使用しても配置の仕方が悪いと印象は薄くなります。
例えば、レストランのチラシを制作すると、「料理の写真をたくさん載せたい」と思って写真を小さくたくさん載せがちです。
確かに料理の写真が多いと、どんなレストランなのか想像しやすいです。しかし、注目すべき写真がなくなり、第一印象が薄くなってしまいます。インパクトのあるチラシには、メリハリのある配置が大事になります。
文字を最小限にして画像の比率を多くすると…?
映画のポスターなどを見ると、どれもパッと見て目を引くデザインです。主役俳優や名シーンを大きく出し、その次にタイトル、その次にキャストやキャッチコピーを配置しています。
こういったポスターは、第一印象で目に留めてもらいやすいデザインです。ポスティングのチラシにおいても同じことがいえます。文字を最小限にし、画像の比率を大きくすることで、より目に留めてもらいやすいデザインになるのです。
写真とイラストの使い分け方
ところで、画像を利用する際に写真とイラストどちらを使うか悩むことは多いかもしれません。写真とイラストでは、見る側の印象が大きく異なります。どんな印象を抱かせたいか、また業種でも使い分けたいところです。
飲食系では写真を使うのが効果的です。お店のリアルな料理の写真を見ることで、チラシを読んだ人はイメージを浮かびやすくなります。
イラストが向いているのは児童向けの塾や教室などです。かわいらしく暖かな印象のイラストを使うことで、見る人の心理的ハードルを下げることができます。
【ポイント2】情報を整理し、読んで面白いチラシに仕上げる
面白いチラシを作ることにおいて、画像の次に大事なのは情報量です。ここでは、チラシの情報量について解説していきます。
チラシの情報量は反響率に関わらない?
チラシを作ると、どうしても店の情報やおすすめしたいことを詰め込みたくなってしまうものです。しかし、情報量が多いからといって反響率は上がりません。
反響率に必要な最低限の情報は、店の住所とアドレスです。これとキャッチコピーや押し出したい情報1つだけでも反響は獲得できます。
そのため、チラシに載せる情報は多くしすぎず、その時に押し出したいことに絞るようにしましょう。
情報量を多くするなら読みやすくスッキリまとめる
飲食系などではメニュー情報を載せる必要があるかもしれません。こうなると情報量を抑えることは難しくなります。しかし、パッと見て文字がたくさんあるチラシは目を通しにくくなるというジレンマがあります。
もし情報量を多くする必要があるなら、メリハリが必要です。以下の4つの項目に分けて配置すると読みやすくスッキリまとまります。
- キャッチコピー(割引文言やセール文言など)
- リードコピー(キャッチコピーを補足する文章)
- ボディーコピー(キャッチコピーとリードコピーの情報をより補足する文章)
- レスポンスデバイス(住所など)
飲食店で期間限定の料理を宣伝するのであれば、まず「期間限定料理」がキャッチコピーになります。その期間限定商品は何か?を示すのがリードコピーです。その料理の説明や特色を書く部分がボディーコピーとなります。最後に、レスポンスデバイスの記載を忘れないようにしましょう。
情報をこれらの要素に分け、上から順番に文字の大きさにメリハリをつけると、情報量が多くても読みやすいチラシとなります。
【ポイント3】使うカラーを考えると見やすく面白いチラシに
面白いチラシのデザインには、使うカラーも重要です。チラシのカラーデザインは、見やすさにも直結します。
良い配色のチラシは見やすさを与える
チラシのデザインを考える時、画像や載せる情報も大事ですが、全体の配色も重要になります。
色のまとまりがないと、情報が散らかる印象になり、第一印象でどこを見ればよいのかわかりません。ベースカラーと同系列の色+違う系統の色1色といった組み合わせが、バランスが良いとされています。
また、トーンバランスも重要です。カラフルな配色は元気なイメージを与えますが、落ち着いたトーンの配色はラグジュアリーさや穏やかな印象を与えます。
カラーが持つイメージ
色自体がもつイメージも重要です。赤やオレンジは購買意欲を刺激したり、楽しく元気という印象を与えたりします。
青や緑などの寒色系は、クールなイメージや男性的なイメージを与えます。白黒をベースにするのは上級者向けですが、高級感のあるイメージを与えたいのであればおすすめです。
このように、カラーが与えるイメージを利用して配色を行うのも良いでしょう。
意外性のある配色も◎
読みやすさを重視すると、どうしても白い背景に黒い文字が一般的になります。この組み合わせが一番視認性が高い組み合わせだといわれているからです。
白抜き文字も同様です。読みやすくなることが多くなります。しかし、あえてくすませたり、逆に鮮やかにしたりといった工夫を加えると、一味ちがうデザインにまとまることが多いです。
アンティークでノスタルジックな雰囲気を与えるため、あえて白抜き文字をくすんだ茶色にするというような工夫も、目を引く面白いチラシデザインを作る秘訣です。
まとめ
ポスティングのチラシは、受け取っても0.5秒で捨てる・捨てないを判断されてしまいます。ここで内容を読んでもらえる面白いチラシにすることで、反響率をよりアップさせることが可能です。
第一印象で重要なのは、画像・情報量・配色です。これらの要素をうまくまとめると、より反響率の高いチラシに仕上げることができるでしょう。
弊社のポスティングサービス「ディマ―ル」では、チラシデザインのアドバイスも行っております。もし反響率が高くなる面白いチラシを作りたいのであれば、ぜひディマールをご検討ください。
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