集客には面白いキャッチコピーが必要?取り入れるときのポイントと注意点
事業展開されている個人、企業問わず、キャッチコピーを考えるのには一苦労するでしょう。現時点で、チラシや広告を制作しポスティング活動などを行っていてもなかなか成果が出ない…。その理由が「他社よりキャッチコピーがダサいから」というケースもない話ではありません。
ですが、面白いキャッチコピーはどうやって作るのかわからず、下手に事例を真似てしまって「パクリ」になってしまっては元も子もありません。
今回は、面白いキャッチコピーがなぜ必要なのか、その種類や目的から解説していきます。ブランディングや利用用途をきちんと整理し、注意点を抑えながら進めましょう。
目次
面白いキャッチコピーを考える前に…コピーの種類と目的を整理
面白いキャッチコピー…CMや広告、チラシなどで目にしますよね。「あ、あそこの会社か!」とすぐにイメージがつきます。まずはそんなキャッチコピー制作における基本を理解しておきましょう。
キャッチコピーってどんなもの?種類と目的
キャッチコピーと行っても用途によって変化します。
・セールスキャッチコピー
…ECサイトやCMなどでよく利用されています。「何かを売る」ためのコピーです。したがって、このコピーによって購入意欲が湧き、行動に移させる目的があります。
・イメージキャッチコピー
…自店舗、自サービス、製品、自社のブランディングにつながる重要な役割を持っています。そのモノの価値・認知度を高める用途。目にした人の頭に残る、イメージされるような文言を使う必要があります。
なぜ面白いキャッチコピーが必要なのか
面白いキャッチコピーと言っても語呂や語感が面白ものもあれば、クスッと笑えるようなものも。記憶に残りやすいそんな面白いキャチコピーがあると、セールスもできますし、ブランディングにも役立ちます。
昨今、似たような名前の企業やサイト、その他サービスが増える中で、他社、他店と区別するためにも重要な要素になるでしょう。
具体的に策定の目的は決まっているのか
面白いキャッチコピーをただ使用する、他社と差別化するために行う、のではなく、どのような効果を求めるか、具体的に整理してから作成に入ることが必須です。
策定の趣旨→期待する効果→リサーチ→参考になる企業/テンプレートの決定→具体的な方向性/目的の確定→作成
面白いキャッチコピーはただ漠然と作っては行けませんので、上記のように段階を踏んで作成していきましょう。
集客において面白いキャッチコピーは必要?業態ごとの対応
実際、面白いキャッチコピーを使用して効果を得ている企業や店舗などもありますが、向かない業態などもあります。自分自身のサービスやブランディングなども踏まえ、検討しましょう。
面白いキャッチコピーは必要?不要?
まず、面白いキャッチコピーは必要か不要か…端的に考えれば「必要」です。ですが、一度ついてしまうイメージですので、「信頼性」「権威性」を高めたいのであれば、面白いキャッチコピーを定着させるまでに少し時間をおくことも大切です。
自社で面白いコピーで売り出すのか、もしくは別の方法で売り出すのか、時間をかけて検討してみてもいいでしょう。
業態のイメージを大切に使用
業態、自社サービス、展開内容などに対してイメージや信頼を損なわないように制作していきましょう。必要と感じていても、企業イメージからかけ離れたり、与えたくないイメージを訴求してしまったり…。
面白いキャッチコピーは必要ですし、効果的ですが一歩間違えると自社・業態イメージを損なう危険性があることに留意しておくことが必要です。
コピーを載せる媒体とマッチしているか
制作する面白いキャッチコピーをどの媒体で利用するか、また、利用するにあたって、届けたい対象ペルソナに沿ったものが作れるかどうかも重要です。
例えば、ポスティングによる紙媒体に面白いキャッチコピーを使用したい、と考えても対象ペルソナの年齢層が高ければ、そのコピーが伝わるかどうかは微妙なところです。また、どのくらい文字数を使うのか、どんな内容にするのかは掲載する媒体とペルソナを考えながら検討しましょう。
面白いキャッチコピーはどうやって考える?事例を見る時の注意点
面白いキャッチコピーは事前に目的や求める効果など決め事もありますが、実際どのように考えて作ればいいのでしょうか?よくある事例だけに止まらず客観的な視点で作成していきましょう。
ついつい事例を参考にしてしまうけど…
「有名企業のキャッチコピー○選」「面白いキャッチコピーの参考事例○つ」など、まとめた記事はネット上で多く散見されます。もちろん、チェックしながらイメージを膨らませたり自社イメージと照らし合わせるなどは必要です。
しかしながら、リスクとして以下のようなものが挙げられます。
①有名な面白いキャッチコピーと似通ったものができてしまう
②面白いキャッチコピーを作ることだけに注視してしまい、伝えたいことがわからない
参考事例は、イメージ作り程度にチェックし、取り入れることには最新の注意を払う必要がありますよ。
客観的な視点を取り入れてキャッチコピーは考えよう
面白いキャッチコピーに限らず、キャッチコピー作りのポイントは「客観的」な観点を忘れないことです。
「自分では面白いと感じる」は通用しません。
掲載する媒体の担当者からの意見や、自社メンバー、もしくは利用者、顧客からも意見を募るなどし、自分のイメージと第三者が持つイメージをすり合わせていくことが重要です。
兎にも角にもリサーチは必須
集客/ブランディング作り、どちらにも言えることですが、リサーチは必須です。本当に面白いキャッチコピーが必要なのか見極める要素にもなりますし、キャッチーな言葉で惹きつけるには求めているものを理解することも重要です。
特にチラシなどを作成し、おもしろいキャッチコピーを載せる場合には、適切な相手に届いても、そのコピー1つで台無しに…なんてことも考えられます。頼れるリサーチ企業があるのであれば、リサーチをお願いするのもリスク分散には必要なことでしょう。
まとめ
今回は集客において必要な「面白いキャッチコピー」について解説しました。簡単なようで、奥が深いのがキャッチコピー…。特に面白いキャッチコピーは目的や得たい効果によって内容も変わってきます。
加えて作成時には客観的な目線をもち、適切に想定ペルソナに対して届くのか、ということも重要な点です。具体的にどのような目的で…と自社もしくは仲間と一緒に考えましょう。
面白いキャッチコピーをチラシや広告に用いることで、グッと魅力がアップしますよ!
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