展示会を成功させるチラシとは?集客に繋がる3つのポイントと作成方法
展示会でのチラシは集客の重要なアイテムです。チラシにコストをかけた分だけ効率的に集客したいと考えるでしょう。
展示会では出展企業も多く、来場者は企業が出展していた製品、その製品の詳細についての情報を覚えていないことも。口頭での説明だけではその問題は解決できません。そこをカバーしてくれるのが、視覚から入る情報であるチラシなのです。
集客のためにはただチラシを配れば良いというだけではありません。来場者の興味を惹きつけるためのポイントを押さえたチラシ作りを心がけましょう。展示会を成功させるために重要なチラシ作りのポイントをご紹介します。
目次
展示会のチラシの役割を知る…記載内容で集客効果を高める
まずは展示会におけるチラシの役割を正しく把握することが大切です。記載すべき項目は必ず事前に確認しておきましょう。集客効果の高いノベルティも同時に準備しておくと、さらに効果的な集客に繋がります。
展示会のチラシの役割とは
展示会のチラシには二つの役割があります。
まずは、ブースへ集客するための役割です。特にノベルティの配布は集客効果が高いため、チラシとの相乗効果を狙えます。しかし、ノベルティは購入を検討していない見込み度の低い来場者を集客してしまうことも。その点、チラシは見込み度が低くとも業界や製品のトレンドを知りたい企業担当者にも自社製品を訴求することが可能です。
次に、チラシには後で見返してもらうことでの検討目的の役割があります。自社製品、展示内容そのものを訴求したチラシは、展示会で即決に至らなくとも後で見返してもらえることが。配布したチラシを基に再度検討してもらえる可能性も期待できるのです。
展示会のチラシに記載すべき6つの項目
集客に繋がる展示会のチラシには下記の6項目を記載するようにしましょう。
- キャッチコピー・タイトル・イメージ
- 自社商品の情報
- 導入価格
- 公式サイトやSNS
- 信頼性を高める情報
- お問い合わせ先
キャッチコピーやタイトルは多くの企業が出展する展示会の中で、来場者の興味を惹くものを。自社製品の情報は簡潔にわかりやすくまとめるようにしましょう。
信頼性を高める情報では、導入企業の例は検討者にとってもわかりやすい情報です。またサービス利用者数やメディア掲載情報、受賞歴がある場合なども信頼性を高めるポイントになります。
展示会のチラシで集客効果を最大にする!押さえるべき3つのポイント
展示会のチラシで集客効果を最大にするためには、いくつかの重要なポイントがあります。顧客ファーストの視点からチラシを作成するよう心がけることが大切です。
一目で理解しやすいチラシを
展示会では来場者がブースの前を通り過ぎてしまわないためにチラシを配布します。一瞬の印象が左右するため、一目で理解しやすい目を惹くチラシを作成しましょう。
来場者の多くは短い時間で多くの情報を得たいと思っている人達です。じっくり聞いてくれるということは稀だと考えてください。チラシを手に取ってもらうだけで製品訴求の8割の情報が伝わるデザインを目指すことが重要になります。
展示会での集客はメリットを訴求
展示会のチラシには製品の機能や特徴だけを記載すれば良いという訳ではありません。見込み客がこの製品・サービスを利用することでどのようなメリットが得られるのか、ということを重要視して作成しましょう。
「コスト○%削減」「作業効率○%削減」など、わかりやすいキャッチコピーで購入後のメリットをアピールするようにしてください。他の製品では提供できないようなメリットであれば訴求力も強くなります。
参考:ブース前集客で効果を発揮!集客ツールとしてのチラシの作り方|展示会から確実に売上を上げるための教科書サイト
展示会の雰囲気・ターゲット層は明確に
展示会では来場者がチラシを受け取って、一瞬で自身に関係あるか否かを判断できることが大切です。ターゲット層を明確にして、業種や部署や役職の情報を盛り込んで記載しましょう。「人事担当者の○○削減」「多くの経営者が注目」など、受け手に当事者意識を芽生えさせる文言を考えてください。
展示会を成功させるチラシの作成方法は?効果的なデザインを目指す
展示会のチラシを作成しようと思うと、必要な情報量が多すぎて構成案がまとまらない場合もあるのではないでしょうか。展示会で効率的に集客するためには、チラシに全ての情報を詰め込む必要はありません。
伝わりやすいレイアウトを理解
展示会のチラシで重要なのはいかに「読み手に伝わりやすいか」です。伝わりやすいチラシ作成のためにはレイアウトの基礎を理解することが必要になります。行間や図と文字のバランス、余白などは意識するようにしましょう。内容を詰め込みすぎた余白のないチラシは見にくくなってしまうことに。
人の視線は左上から右上、左下から右下と「Z」の形に沿って動きます。一番伝えたい情報を左上に、右下に沿って細かい情報にするなどの工夫も大切です。
キャッチコピーと信頼感を重視
製品に興味を持ってもらうための宣伝文句であるキャッチコピーは心に響くものを作成しましょう。キャッチコピーは企業に親しみを与え、興味を持たせる重要なツールです。自分で考えられない場合は、専門の作成業者に依頼するのも良いでしょう。
また、企業の信頼感を与えるためには購入者の声や口コミ掲載も効果的です。新製品に対して「本当に効果があるのか?」と考える来場者に対して、安心感を与えることができます。
チラシは必ず両面印刷で
展示会のチラシでは片面だけでは情報が制限されてしまう場合もあります。情報を詰め込みすぎると雑多な印象になってしまうため、両面印刷で適度に余白も入れるようにしましょう。
両面印刷の場合には、表面に製品の訴求やキャッチコピーを、裏面に詳細な説明といった記載する際の工夫も可能です。画像を多く挿入することで、読みやすくインパクトのあるチラシが作成できます。
最も訴求したい部分はチラシの表面左上に配置するだけでなく、フォントやカラーにもこだわって目立たせるようにしましょう。
参考:展示会を成功させるチラシの作り方を徹底紹介!効率的に集客しよう|人材採用のFACT
まとめ
展示会のチラシでは、一目で来場者の目を惹くキャッチコピーとレイアウトが集客の鍵となります。企業に興味を持たせると同時に、チラシを受け取った方限定の割引特典やキャンペーンなどを展開すると購買意欲を高めることも可能です。
新規顧客獲得のためには、全ての情報をチラシだけに詰め込まないことも重要になります。情報が多すぎると、一番伝えたいことが伝わりにくくなることも。どんな製品か、どんな強みがあるのかは端的に伝えるようにしましょう。
話を聞いてくれそうな人には、追客で営業することがもちろん必要です。そのためにも思わず目に留めて読みたくなるチラシを作成して展示会を成功させましょう。
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