広告効果が倍増するDM活用法はSNSがポイント！連携させる方法を紹介

紙のDMを送付するだけで終わらせていませんか？DMは個人宛に届くため、見てもらえる可能性が高い方法です。しかし、若年層をターゲットにしたビジネスでは、DMの送付だけでは効果が出にくいかもしれません。

若年層をターゲットとした商品やサービスを紹介する場合は、SNSと連携するのが、広告効果が倍増するDM活用法です。この記事では、DMとSNSを連携させる必要性や、具体的な方法をご紹介します。

DMをさらに活用して、費用対効果を高めましょう。

広告効果が倍増するDM活用法の基礎知識｜メールとの違いも解説

DMを出したら、その効果を最大限にして、売上げや申し込みに繋げたい方が多いでしょう。DMはメールと違い、送る費用がかかるため、できるだけ費用対効果を上げたいものです。広告効果が倍増するDM活用法の基礎知識をご紹介します。

ネット情報とは違うDMの効果

インターネットやSNSを利用する人が多くなり、紙のDMの効果に疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかし、DMは次のような効果があるのです。

• 物として存在するので、繰り返し見てもらいやすい
• 個別性が高く、特別感がある
• 紙のDMが少なくなってきているので、印象に残りやすい

メールでは個別のメッセージを加えても、本当にそのお客様だけに書かれたメッセージなのかはわかりません。しかし、DMに手書きの文章を加えると、確実にそのお客様に宛てたメッセージだと受け取ってもらえるのです。

DMはメールよりも開封率が高い

DMの開封率は、約75％だという報告があります。それに対し、電子メールは約20％ほどです。SNS広告やメールマガジンが主流になり、紙のDMが目立つようになってきています。

また、メールの場合は、迷惑メールボックスに入り、気づいてもらえなかったり、他のメールマガジンに埋もれてしまったりする可能性があるのです。紙のDMは住所が合っていれば、到達率は100％で、開封率も高い方法といえます。

若年層のリサーチ方法

商品やサービスのターゲットが若年層の場合、紙のDMは目立ちますが、DMから購買行動につなげるかが重要です。若年層はインターネットでの購買が多いため、購入や商品の閲覧を瞬時に行っています。

DMの個別性を高めて、メリットを最大限に活用するために、次のような項目をリサーチしておきましょう。

• どの媒体の広告をよくみるか（SNS、動画配信サービスなど）
• どこから商品を買っているのか（大手通販サイト、公式サイトなど）
• 支払い方法は何を選択するのか（クレジットカード、銀行振込など）

若年層の消費行動をリサーチすると、DMの行動喚起方法が見えてきます。

参考：「DMメディア実態調査2023」調査報告書要約版

若年層がターゲット！広告効果が倍増するDM活用法とは

若年層がターゲットの場合、広告効果が倍増するDM活用法は、ネット情報と連携させることです。特に、SNSを使っている人が多いため、連携させると定期的に情報を提供したり、行動喚起を促しやすいです。ネット情報を連携させる方法を知って、消費行動につなげましょう。

DMとネット情報を連携させるメリット

DMとネット情報をつなげると、商品・サービスの詳細を伝えやすくなります。紙面には載せられなかった情報や動画を見てもらえるのです。DMから申し込みページに、直接移れると「気になる」という興味が冷めないうちに、消費行動に誘導できます。

また、DMからSNSやLINE公式に誘導できると、定期的に見てもらえるでしょう。DMの開封率の高さと特別感を利用して、SNSの拡散力や即時性を最大限に使えます。

DMからSNS・LINE公式へ誘導する方法

DMからSNSやLINE公式、詳細ページに誘導するには、QRコードを活用しましょう。キーワードやアカウントの検索は、手間が増えるのでお客様の行動につながりにくいです。

すぐに読み込めるQRコードに、SNSのアカウント情報やLINE公式の友達登録の情報を入れましょう。QRコードは目立つ場所に入れ、色をつけたデザインやフレームをつけると読み取り率が高くなります。

顧客が行動を起こしやすくする例文

DMからSNSやLINE公式に誘導したい場合は、QRコードを載せるだけではなく、お客様の行動を引き出す文章を入れましょう。次のような例文があります。

• DM受け取りの方限定クーポンはこちら！
• LINE公式お友達追加でシークレット特典あり
• QRコードをアクセスするだけ
• 3秒でアクセス！
• Instagramで限定情報を今すぐチェック
• あなただけの特別なプレゼントはこちらから

QRコードの読み取り率を高めるには、すぐ行動できるようにし、特別感を出すのが大切です。

SNSへの誘導後に行いたい広告効果が倍増するDM活用法

DMからSNSやLINE公式に登録してもらっても、そのままにすると広告効果が下がってしまいます。広告効果が倍増するDM活用法は、登録後の発信やフォローアップです。発信の仕方や効果判定の方法をご紹介します。

定期的な更新が必要

SNSやLINE公式は、定期的に情報を見てもらえるメリットがあります。新商品の案内やお役立ち情報を定期的に発信すると、お客様の信頼感が高まるのです。

また、「いいね」や「リアクションください」など定期的な行動喚起を行うと、お客様の行動のハードルを下げる効果もあります。日頃からちょっとした行動を積み重ねると、大きな買い物にも発展しやすくなるのです。

お客様の行動に対してフォローアップをする

広告効果が倍増するDM活用法の1つとして、フォローアップがあります。友達追加やフォローをしてくれたお客様に、感謝の気持ちを伝えたり、興味を持ってくれたことに対して確認を行います。

フォロワーや登録者が多くなってくると、個別返信は難しくなりますが、できるだけ個別メッセージを送りましょう。信頼性や特別感が増し、購買行動につながりやすくなります。

DMからSNSへの誘導の効果判定をする

DMからSNSやLINE公式に誘導する広告を作成するときは、QRコードにアクセス解析を入れて、効果を判定できるようにしましょう。広告の数に対して、QRコードの読み取り率が高ければ広告の効果は高いといえます。

反対に、広告数に対して、QRコードの読み取り率が低い場合、次回からデザインや行動喚起の文章を改善する必要があるでしょう。

まとめ｜広告効果が倍増するDM活用法の鍵はSNSにある

若い世代をターゲットにする場合、広告効果を何倍にも高めるためのDM（ダイレクトメール）のポイントは、SNSの活用にあります。

DMは受け取った人が開封してくれる率（開封率）が高いのですが、特にインターネットをよく利用する若い世代の場合、DMを読んだあとに実際に商品やサービスを買う行動（購買行動）につながりにくいことがあります。

そこで、DMにQRコードを載せて、スマートフォンで読み取るだけでSNSやLINE公式アカウントへすぐにアクセスできるようにしましょう。DMを読んだその場でSNSに移ることができれば、「今すぐチェックしてみよう」という気持ちが高まりやすくなります。さらに、SNSやLINE公式アカウントに登録してもらえれば、定期的に情報を発信し続けることが可能です。たとえば、新商品のお知らせやキャンペーン情報をタイミングよく送ることで、商品購入につなげやすくなるのです。

また、SNSやLINE公式アカウントにお客様が登録（フォロー）してくれた後には、フォローアップをして関係を深めることがとても大切です。フォローアップとは、定期的にメッセージを送ったり、相手が興味を持ちそうな情報を届けたりすることを指します。このようにこまめに連絡を取ると、お客様との信頼関係が強くなり、「また利用したい」「友だちにもおすすめしたい」という気持ちを引き出しやすくなります。