DMに使用するサイズの規定!DMの内容によって変わる定番サイズの解説
DMはDirectMailの略で、自社の商品やサービスを過去に利用してくれた顧客に、新たな商品やサービス又はお得な情報を伝えるといった、宣伝目的で活用されるアプローチ方法です。
DMにサイズの規定はないですが、サイズによってかかる費用が変わってくるため、DMの内容や予算に合わせて、適切なサイズを選ぶことが大切になります。
しかしDMでは個人情報を取り扱うので、情報漏洩がないように情報管理をしっかりと行い、顧客がDMを不要と思った際に、発送停止手続きを行えるようにするなどといった対策が必要です。
目次
DMのサイズに規定はないけど適切なサイズを選ぶことが大切!
DMのサイズは規定がないため、用途に応じて適切なサイズをきちんと選ぶ必要があります。
予算に合わせてサイズを選ぶ
DMに使用するサイズは基本的に自由ですが、サイズや重さによってかかる送料に違いがあるため、予算に合ったサイズを選ぶ企業も多いです。
送料が一番安いのがはがきサイズで、カタログサイズになると大きさや重さもあるので、かかる費用もはがきサイズに比べて高くなります。
載せたい情報量に合わせて選ぶ
DMに載せたい情報量によってサイズを選ぶのもおすすめで、特に載せるべき情報が多い場合、無理してはがきサイズで作ってしまっても文字が小さすぎたり、言葉が足りなかったりして、結局顧客に何も伝わらなかったということも少なくありません。
そのため載せたい情報や載せるべき情報に合わせて、顧客が読みやすいと感じる文字の大きさが収まる適切なサイズを選ぶことが大切です。
インパクト重視で選ぶ
一般的にDMはサイズが大きければ大きいほど、受け取る時にインパクトを与えられるため、より顧客にインパクトを与えたい企業などが、大きいサイズのDMを活用しています。
また大きいサイズのDMは、はがきサイズのDMや他の郵便物に埋もれることなく、顧客の目に留まり、気付かれやすいのもメリットの1つです。
DMの内容によって使い分けよう!定番サイズの種類と特徴の解説
DMに載せる内容によってサイズを使い分けられるように、定番サイズの種類や特徴をしっかりと理解しましょう。
はがきサイズのDMの場合
はがきサイズのDMは、一般的に官製はがきに使用されいているサイズになり、1通当たりの費用も1番安く、印刷するだけで送ることができる便利さから、多くの企業から重宝されています。
またサイズが小さいのを活かして、クーポンなどを載せて「はがき持参の方限定で、〇〇をプレゼント!」といった印刷がされていると、捨てられにくくなるだけでなく、来客数やDMの反響率を正確に知ることもできるため、マーケティング戦略においてよく利用されているサイズです。
しかし多くの企業が使用しているサイズになるので、他のDMや郵便物に埋もれやすく、顧客にきちんと見てもらうためには、他社とは違うデザインや目を引くタイトルなど、独創性が感じられる様々な工夫が必要でもあります。
A4サイズのDMの場合
A4サイズはコピー用紙やノートでよく使用されているサイズで、デザインのテンプレートも豊富にあり様々なデザインにできます。
主にデリバリー業者が使用しているサイズでもあり、面積が大きいのでたくさんの情報を載せることが可能です。
特にA4サイズの厚紙タイプ(圧着なし)では全体の約90%を掲載面として使え、A4サイズの圧着タイプは、裏表合わせてA4サイズが約2枚分の掲載ができ、圧着しているためプライバシーを守りつつ多くの情報を伝えられます。
長形3型のDMの場合
長形3型のDMは一般的に定形内の封筒サイズで、A4サイズの用紙でも三つ折りをすれば入れることが可能です。
また内容を外側から見えないようにしているため、中身への興味を高められ、より手に取って見てもらえる確率を上げることができます。
プライバシー保護においても有効で格式もあるので、個人情報漏洩防止や顧客への礼儀や礼節を重視したい場合などにもおすすめです。
DMに使うサイズの規定以外にも知っておくべき3つのポイント
DMではサイズの規定以外にも知っておくべきポイントがあります。DMの効果をより高めるための3つのポイントをご紹介します。
変形サイズを使用してインパクトを出す
DMは基本的に「はがきサイズ、A4サイズ、長形3型」の、3種類が使用されることが多いですが、インパクトを重視したいなら変型サイズを使用して印象付けるのも効果的です。
送料も規定サイズ内であれば変わらないため、他社の送るDMと違いを付けるのにも有効で、十分に考慮する価値はあります。
また変型サイズ以外にもインパクトがあるのが、はがきサイズのDMを自由な形で作成する「型抜きはがき」で、自社のマークや商品を型抜きしたものや、個展などでは展示される作品を型抜いたりして印象付けする企業も少なくありません。
柔らかい印象を与える加工をする
印刷物の角を丸くする加工を「角丸加工」と言って、印刷物を見た時の印象が柔らかく感じるため、名刺や診察券などにも活用されています。
角丸加工は主に女性向けの商品や、子ども向けの商品を宣伝するDMによく用いられることが多く角が丸いため、角があるDMよりも安全性が高いです。
また角がないのでカバンなどに入れても角が折れにくく、DMを長持ちさせられることもメリットの一つとして挙げられ、基本的にどのサイズでも角丸加工をすることができますが、はがきサイズの場合、2㎜以上の角丸加工をすると定形外となってしまうので注意しましょう。
プロに依頼して他社と差別化する
自社でDMを作成して顧客にポスティングするのもいいですが、中にはDM作成する時間を確保できなかったり、効果的なDMの作り方が分からない企業も少なくありません。
そんな企業の強い味方なのが代行業者で、プロによる高い技術で自社で作成するよりもハイクオリティなDMを作成してくれます。
またDM,ポスティングまでの作業を全て依頼することができるので、時間を取られることもなく顧客へ宣伝を行うことが可能です。
しかし代行業者によっては、きちんとポスティングしてくれないところや、相場よりも高い金額を要求する業者もあるため、業者を選ぶ際はしっかりと何社か比較して信頼できる会社を選ぶようにしましょう。
まとめ
DMに使用するサイズの規定はないので、基本的にどんなサイズのものを使用してもいいですが、サイズや重さによって送料が異なるため、載せる情報量や内容に合わせて適切なサイズのDMを選ぶことが大切です。
一般的なDMに使用されるサイズは主に、「はがきサイズ、A4サイズ、長形3型」の3種類で、それ以外にもインパクトや印象を付けたい場合には、変形サイズや型抜きはがきといった方法を行う企業も少なくありません。
どのサイズや形のDMでも重要なのは「手に取って見たいと思わせること」で、そのためにもしっかりと正しい知識を理解して、唯一無二のDMを作成しましょう。
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