専門の学校でも集客が必要な時代に！ 失敗しない集客の流れや方法を解説

「高齢化」と「少子化」が同時に進む「少子高齢化社会」により、学校への進学率が危ぶまれている日本。入学定員数を下回る学校も出てしまう現在でも、「学生の質は下げたくない」学校経営者は多いでしょう。

学生の質を下げないためには、入学希望者を多数獲得しなければなりませんが、思うように希望者を得られない場合、集客のポイントについて理解する必要があります。

今回は、専門性の高い学校における集客のポイントや効果が得られる集客方法についてご紹介します。

専門的な学校にも集客は必要？少子化により競争が激化する現状

現代の日本で少子化が進んでいることは周知の事実ですが、実はそれ以外にも専門学校が集客を行うべき理由があります。

少子化による人口減少の問題

近年、問題になっている少子化の影響で入学定員数を下回る学校も出ているなかで、学校経営が危ぶまれるケースがあることも専門的な学校の集客で注視しなければなりません。

このような状況ですが、文部科学省発表の「令和4年度学校基本調査」によると大学の学生数は、293万1千人で、前年度よりも1万3千人増加しており、過去最多となっています。現状では学生数に大幅な増減がないことから市場としては安定していることがわかります。

大学教育改革の推進による競争の激化

学生の集客において大学との競争が激しくなっていることも、専門性の高い学校での集客で重要なポイントです。

従来の専門学校では、専門的な技術や知識を身につけることによる高い就職率が強みでしたが、最近では、社会情勢の多様化に合わせた大学教育改革の推進により大学でも専門的な知識や技術の習得へとシフトしていっています。

そのため、専門的な知識や技術の習得以外にも自社の強み・魅力を見つけ出して大学との差別化を図ることが今まで以上に大切になってきました。

参考：文部科学省「学校基本調査」

参考：内閣府「大学自身の取組の強化に向けた具体策」

専門性の高い学校の集客の流れは？まずは広報戦略を立てること

専門学校で集客する際に失敗したくないなら、目的を明確にしたり広報戦略を立てるなど計画的に行いましょう。

目的を明確にして広報戦略を立てる

専門的な学校で集客を行うなら、学生募集の広報戦略を立てることから始めましょう。広報戦略とは、企業が社会に対して提供する商品・サービスを認知してもらうために行う活動のことを言います。

インターネットやスマートフォンの普及により、学生が学校情報を得る方法が多様化しているため、自校のターゲットとなる学生にピンポイントで情報を伝えることが重要です。

限られた時間・資金のなかで集客効果を最大限得られるように、広報の目的を明確にして市場や競合の動向も考慮しつつ自社の戦略を考える必要があるでしょう。

広報媒体を充実させる

広報戦略を立てることができたら、広報媒体を充実させるのも専門的な学校の集客ポイントです。

特にホームページは、自校の広報拠点ともいえる重要な媒体です。学生のほとんどは、学校のホームページを確認してから入学を検討するので、ターゲットである学生の不安を取り除き、強みをアピールできるように内容は常にチェックするなど広報媒体を充実させましょう。

ホームページからオープンキャンパスに誘導する

専門性の高い学校で集客する場合、多くの学校が「オープンキャンパスに来てもらいたい」と考えるでしょう。オープンキャンパスは、学校への入学を決めるさいに非常に大切な要素なので、ホームページやSNSを使って積極的に参加申し込みの誘導を行うことが重要です。

ホームページを他校と比較して、他校はどんな情報を掲載しているのか、強みはどこにあるのかなどを検討して自校のホームページに役立てるのも良いでしょう。

専門学校に適した集客方法とは｜視認性の高い方法で積極的に

専門学校の集客で効果を得るポイントは、できるだけ多くの学生に目にしてもらえる広告を打つことでしょう。SNSはもちろんですが、学生が毎日見る広告についてもご紹介します。

視認性が圧倒的に高い｜交通広告

専門性が高い学校で集客を行うなら、学生が日々通学で利用する交通機関での広告も有効です。電車内の広告や駅構内の広告、バス内の広告は、学校の近隣を走る電車やバスなどエリアを絞って掲載することで近隣の受験生への認知度が高まります。

毎日繰り返し目にするものなので斬新な交通広告であれば、学生の印象に強く残ることができます。広告を見た学生が行動に移しやすいように、QRコードやホームページの検索ワードを掲載しておきましょう。

若者世代へリアルなスクールライフを配信｜SNS

TwitterやInstagramなど学生の利用率が高いSNSでの専門性の高い学校への集客は効果に期待できる手法です。SNSは文章だけでなく、動画や写真で講義の様子などリアルな学生生活を配信できるメリットもあります。

SNSの運用は基本的に無料なので、広告費がかからないメリットを最大限に活かして説明会やイベントのお知らせなどを、自校に興味のあるフォロワーに積極的に配信していきましょう。

集客の入り口に｜ポスティングチラシ

手軽にポスティングなどで配布できるチラシも専門性の高い学校の集客におすすめの方法です。読み手の興味を引く工夫が重要で、興味を引くことができなければ読まれずに捨てられてしまいます。

チラシに掲載できる内容は限られているため、必要最低限の学校情報や目を引くセールスコピーや写真を掲載して、チラシを集客の入り口としてホームページで具体的な情報やアピールポイントなどを確認してもらうためのツールとして活用しましょう。

学生と保護者にアピールする場｜ホームページ

ホームページは、チラシや交通広告からの誘導でページにたどり着いた学生や保護者に自校の詳細な情報をアピールできる場です。ホームページを見てくれたということは、自校に興味を持っていることは間違いないので上手く魅力がアピールできれば、資料請求やオープンキャンパスに来てもらうことにつながります。

ホームページには、学校情報だけでなく支援制度や設備、実績など、学生が「夢や希望をここでなら叶えられる」といった目標をよりリアルに感じてもらえるようなコンテンツを掲載することも専門的な学校の集客において効果的です。

学生人気の高いサイトへの掲載が◎｜ポータルサイト

専門性の高い学校の集客手段として、ポータルサイトも方法の一つです。興味のある分野の学校を一覧で見ることができるポータルサイトには、多くの学生が集まるため、それだけ多くの競合と比較される可能性もあります。

そのため、競合との差別化は必須条件として、学生の目を引くようなキャッチコピーを作成したり、他にはない魅力を掲載しましょう。

大手のポータルサイトのほとんどは広告掲載料が必要になるので、費用対効果を考慮に入れながら運営することも重要です。

まとめ

専門的な学校の集客における問題や集客する際に行うべきことについてご紹介しました。少子高齢化、学生が情報を得る方法の多様化により、専門学校でも集客を積極的に行わなければ学生を獲得できない時代となっているため、集客方法を活用しながら、学生にアピールしていくことが重要です。

弊社は、進学率の高い富裕層の家族世帯やマンションに居住している世帯など、精度の高いターゲィングによる費用対効果の高いDM送付を得意とした新しいダイレクトプロモーションメディアを創造しています。専門学校の集客にお悩みの際には、ぜひご相談ください。