ブライダル集客の現状と消極的な見込み客に効果のある宣伝方法とは
ブライダル業界は経済や情勢の変化を受けやすい業界です。しかし、どんな状況になっても結婚を望むふたりのため、ニーズに合わせたプランを提供することが大切です。
加えて結婚式の形式も昔とは違い多様化してきました。その背景には、コロナ禍を経た生活様式の変化や、結婚に対する価値観の変化があります。
情勢や多様化する価値観に対応するには「消極的な見込み客」への宣伝が必要です。そこでこの記事では、変化するブライダル集客の現状やそれに対応できる宣伝方法について紹介します。
目次
結婚式の多様化?岐路に立たされるブライダル集客の現状
情勢の変化や価値観の変化でブライダル集客は岐路に立たされています。まずはブライダル集客の現状を知ってから、宣伝について考えなければいけません。
2020年の業界経済損失は1兆円以上に
コロナ禍となった2020年度では、結婚式場各社全体で9500億円もの損失があったとみられています。2021年には業界の経済損失が1兆円にものぼりました。
背景にはやはり大人数が集まれないという点がありました。状況が落ち着いても、ほとんどのカップルが感染対策などに不安をいだいています。
しかし、この損失は結婚式場の生き残りを賭けた「結婚式の多様化」をもたらしています。
コロナ禍は選択肢の多様化をもたらした
結婚式といえば披露宴など親族・友人を集める式が一般的でした。しかし、コロナ禍ではそれができなくなり、新たな結婚式の選択肢が迫られています。
たとえば、結婚式場を使ったフォトウエディングや、少人数だけを集めた家族結婚式など人数を集めない結婚式の選択肢が増えました。
自然豊かな会場を使った「アウトドアウエディング」や「二部制ウエディング」など、今では多様化がもたらされています。
どんな状況でも「結婚式をしたい」という需要はある
ここまで多様化が進んだのは、どんな状況でも「結婚式を挙げたい」と願うカップルがいらっしゃるからです。
カップルの式を挙げたいという願いを叶えるのがブライダル業界です。だからこそ、これからの時代は「結婚式を挙げたいけど…」と躊躇する「消極的な見込み客」へ選択肢のアプローチが鍵になるのです。
参考:リクルート「新型コロナ流行後のブライダル業界約1兆円損失も回復傾向カップルの半数がオンライン参列導入への心理的ハードル低く」
これからのブライダル集客には消極的な見込み客にもリーチが必要
どんな業界でも「消極的な見込み客」がいらっしゃいます。この層をマーケティングでは「潜在層」とも呼びます。
ブライダル集客において、消極的な見込み客とは「式を挙げて良いのか?」と悩むカップルです。なぜ、これからこの層へのアプローチが重要になるのでしょうか?
「式を挙げても良いの?」という悩み
コロナ禍において、結婚式=大人数が集まる場所というイメージもあり、結婚式を挙げること自体を敬遠する動きが生まれました。
結婚式を延期したカップルは、2020年だけで約27万組にものぼっています。そして感染拡大が落ち着いても、結婚式を上げることに対して「挙げて良いのか?」と悩む消極的なカップルはまだまだ一定数いらっしゃいます。
悩みを抱える2人に必要なのは「選択肢の提示」
「式を挙げて良いのか?」というカップルは消極的なので、結婚式のリサーチに自分達から乗り出すのが難しいです。
そんなカップルに必要なのは「結婚式の選択肢を提示すること」です。様々な様式があり、様々な選択肢があるということ自体を知りません。
だからこそ、これからは式に対して消極的なカップルの目に入るブライダル集客が重要になるのです。
試してみてほしいブライダル集客につながる宣伝方法とは?
では、消極的なカップルに対してはどんな宣伝方法を取ればブライダル集客に繋げられるのでしょうか?
自社のオウンドメディアで発信する
まずは能動的なカップルに対しての発信から始めます。それには、自社のオウンドメディアでの発信が有効です。
ブライダル集客においてはオウンドメディアでの情報が良質だと、読んだ方は結婚式に対するイメージが段々と湧いてきて式の予約に繋がります。
また、自社オウンドメディアは、他の宣伝方法で集客されたカップルへの誘導先としても有効です。
Web集客なら比較的低コストで運用できる
ブライダル集客の中でもWeb集客は比較的低コストで始められます。
例えば、検索エンジンの検索結果で出てくるリスティング広告なら最低でも1,000円から始められます。FacebookなどのSNS上で表示される広告なら月に約2万円から3万円ほどです。
これらのWeb集客方法で見込み客の目に留まるように広告を出し、自社オウンドメディアに誘導すれば式に対する意欲を盛り上げることができます。
ブライダル集客で見込み客を狙うならポスティングという選択肢も
もうひとつブライダル集客で見込み客を狙う方法があります。それはポスティングです。
Web集客と比べるとアナログなイメージを抱くかもしれません。しかし、式場周辺地域へのポスティングは見込み客へのアプローチ手段として有効な手法です。
周辺地域のポスティングでアプローチ
周辺地域に居住している見込み客へのアプローチは有効です。なぜかというと、チラシを受け取ることにより結婚式について考えるきっかけとなることが多いからです。
式場が近ければ、気軽な気持ちで下見に来てもらえる可能性もあります。ポスティングは、ブライダル集客にとって取り込みにくい能動的に情報を集めない見込み客に対してアプローチできるのです。
チラシの内容に入れるべき工夫がある
見込み客に向けたブライダル集客チラシでは、デザインにいくつか入れ込むべき工夫があります。
まず、「感染対策がしっかりできるプランであること」をアピールしましょう。式に消極的な層はこれがクリアされないとなかなか乗り出してくれません。
結婚式場の商圏はかなり広いため、エリアによっては所要時間が異なります。よって、「配布エリアから式場までどれほど近いのか」もアピールしましょう。
距離感の記載はエリアごとに変えてください。式場が配布エリアから近いことをアピールできれば、気軽に式場見学に来てもらえるようにもなります。
よりターゲットを絞ったポスティングなら「ディマール」を
ポスティングのデメリットとして「ターゲット以外の世帯に配布してしまう」という点が挙げられます。このデメリットは反響率を下げてしまうため、結果として非効率的です。
デメリットを軽減するには、マンションごとにターゲットを絞って配布できるポスティングサービスを選びましょう。
弊社のポスティングサービス「ディマール」なら、ターゲットに合わせたマンション配布が可能です。反響率を下げず、効率的にターゲットを狙ったブライダル集客ができます。
まとめ
情勢や価値観の変化により、結婚式に対する考え方が変わってきています。だからこそ、ブライダル集客では消極的な見込み客へのアプローチが重要です。
見込み客は情報を積極的に集めません。リスティング広告やSNS広告、ポスティングで結婚式に対して前向きになれるようアピールしましょう。
たとえ結婚式需要が落ち込んでいても、要望に合う選択肢さえあれば式を挙げるカップルもいらっしゃいます。カップルに選択肢を提示することが、これからのブライダル集客において重要な要素となるでしょう。
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