マンションのリフォーム集客にはポスティングの効果を高める鉄板方法がある

2016.04.07

分譲タイプのマンションのリフォームであれば、より一層有効な手法

一戸建て住宅のリフォーム工事の場合、現場の隣近所への挨拶回りを、ここぞとばかりに販売促進につなげようと考えるリフォーム業者は多いものである。騒音が漏れたり、工事車両を駐車したりすることについてのお詫びが建前であるが、名刺と業者名・電話番号などが入ったティッシュを手渡す程度の販売促進活動である。

当然、この程度の挨拶回りだけでは、リフォーム集客の効果はほとんど期待できないであろう。

もっとも、工事の開始に先立って挨拶回りをするならば、工事終了の報告を兼ねての挨拶回りもするのが筋になる。リフォーム工事が無事に終了したのであれば、施主の了解を取ってから、近隣住民に見学を促して欲しいものである。リフォーム集客を狙うならば、またとないチャンスになるはずだからだ。

さて、近隣住民の好奇心を効果的に活用して、リフォーム集客につなげるのであれば、タイミングとしては工事終了後が最適となる。
これは、分譲タイプのマンションのリフォームであれば、より一層有効な手法となる。

それは、専有区画という限定された空間が、リフォームによりどのように見違えるような変化を遂げるのか、同じマンションの住民であれば必ず関心をもつからである。分譲タイプのマンションでリフォーム集客を狙う際は、工事完成後の見学会を設定することが、極めて有効な販売促進活動となる。

似たような間取り、広さ、グレード感であった隣人の専有区画が、リフォームによりどのように変貌するのか、チラシを配布して宣伝するのである。経営上可能であれば、申込みの先着5名様にリフォーム工事代金を一律で20％OFF、などの割引クーポンをチラシに添付すると、ポスティングの効果は一層高まるものだ。

事実、リフォーム業者の経営面から見ても、1件の工事が終了して撤収し、新たに別の注文を受けてから、再度見積りから施行までを手配するよりも、引続き2件目の工事を実施する方が、工数面・コスト面で節約になるのは明らかである。

そこを割引の理由付けとして利用し、キチンと割引の説明をすることもポスティングの効果を高めることにつながる。

同様に、築年数が近い他の近隣マンションにも、チラシポスティングを実施することが肝要である。ここで配布するチラシには、築20年のマンションがリフォームでここまで生まれ変わるのだ、という事例を写真付きで掲載するのがコツとなる。

そうすれば、同じような築年数の部屋に住む別のマンション住民の関心を大いに掻き立てることになるので、ポスティングの効果を高めることになる。ポスティングの効果は、大規模マンションであるほど高くなるのは言わずもがなである。

今後、マンションの供給過多のトレンドが無くなり、中古マンション市場が活性化することを見越して、東京23区内における中古マンションの公開情報からチラシポスティングで投函リーチが可能な数値を検証している。

テーマは「リフォーム集客」「リノベーション集客」とし、まずは対象ターゲットとなる中古マンションで、築年数から検討したい。現在２０１６年からどこまで過去に戻れば理想の顧客層に出会いレスポンスを獲得できるかが、成功するかのキモである。

何度も読み返して欲しい興味深い内容にしている。

もしこの集客方法でレスポンスがなければ、商品もしくはチラシ広告の見せ方が問題と言ってもよいかもしれない。

実績値で2万配布の6件受注している鉄板手法だからだ。

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