整体院集客で来院数UPにつなげるなら他院のリサーチで差別化を図ろう
整体院や接骨院・整骨院は今や全国的に数を増やしています。駅前を見れば必ず整体院などの治療院が軒を連ね、整体院同士で患者さんを取り合っているような状況です。
そんな状況で整体院集客をするとなると、ほんの少しの差別化だけでは効果が出ません。まずは周辺地域で経営している他院のリサーチをおすすめします。
なぜ整体院集客に他院のリサーチが必要なのでしょうか?この記事では今の整体院集客に重要な他院のリサーチ手法について解説します。また、リサーチを活かした宣伝方法についても紹介するので、集客にお役立てください。
町にあふれる整体院…競争激化する整体院集客で生き残るためには
整体院や接骨院、鍼灸院などの治療院は年々増えています。1998年の柔道整復師の学校設立数規制緩和により人材が増えた影響から、徐々に数を増やしてきました。
2016年の時点で約13万か所もあり、当時のコンビニエンスストアの2倍もの数になっています。その数からも、整体院集客の難しさがよくわかります。
全国の整体院の数は現状コンビニ並みに
接骨院や整体院はあまりスペースがいらず、設備を簡単に導入できるというのが利点です。開業におけるコストが低く、街の空いた店舗に入り開業するパターンが多くなりました。
そのため、2016年の時点でコンビニエンスストア以上の開業数になりましたが、一方で倒産・閉院の数も増えています。施術院の数が増えている影響で、競争が激化しているためです。現在でも競争が激しい状態は続いており、様々な整体院が開業しては閉院を繰り返しています。
生半可な差別化では差異を出すのはほぼ不可能
地域によっては整体院が密集している地域もあります。繁華街の駅周辺では、数軒歩いただけでまた整体院があった…なんて経験もあるでしょう。
地域の競争に勝って整体院集客に成功するには、もはや生半可な差別化では差異を出すことができません。だからといって独自の手法を編み出すのもかえって信憑性が減ります。より集客をするには、商圏にある他の整体院と明確な差別化をしなければいけません。
だからこそ他院のリサーチでさらなる差別化を図る
商圏がかぶる他の整体院にはどうして違う患者さんが来るのでしょうか?それは、自分の院にないものが他の整体院にあるからです。同時に、他の整体院にないものが自分の院にもあるはずです。また、他の整体院がやっていないことを自分達でもできるかもしれません。
だからこそ他院のリサーチが重要になりました。さらなる差別化を図るために、商圏がかぶる他の整体院のリサーチを行いましょう。
参考:全国柔整鍼灸協同組合「都道府県別の柔道整復施術所(接骨院・整骨院)数について」
アタリはどうつける?整体院集客のための他院リサーチ手法
自分の整体院集客のために、他の整体院をリサーチする…といっても、どうやってリサーチするか、どういう部分を見ればよいのかわからないでしょう。
リサーチではまず他院のアタリをつけます。そしてその整体院の情報をまとめ、自分の整体院の情報と照らし合わせましょう。そうすることで、必要な「差別化」がわかります。
まずは周辺地域で商圏のかぶっている他院を探す
まずは自分の整体院の商圏を把握するところから始めましょう。商圏とは、来店を見込める患者さんが居住している範囲のことをいいます。
整体院などの施術院の通える範囲は、車で10分が限度です。それ以上となると他院の方が近くなります。そのため、自分の整体院から半径4~5km圏内が商圏となります。
この範囲でも、東京都内や大阪府など元々施術院の多い都道府県では複数の整体院が見つかるはずです。この範囲にあるのがリサーチするべき整体院です。
もしあまり整体院がない地域なら、自分の整体院から5km離れた場所からまた半径5km圏内を探しましょう。その範囲にある整体院もリサーチするべき競合相手になります。
情報を比較するだけでも十分な効果
比較する相手がわかったら、まずはその整体院の情報を集めます。直接出向く必要はありません。必要な情報はほとんどが以下の方法で集められます。
- ホームページ
- SNS
- Googleビジネスプロフィール
- チラシ
- 店前の看板
これらを駆使して、できるだけ多くの他院の情報を集めましょう。集まった情報の量が、ライバルの公開している情報=その整体院の患者さんが見ることができる情報です。
その情報量と自分の整体院が公開している情報の量に差はないでしょうか?ライバルの公開している情報のほうが多いなら、まずは自分の整体院もできるだけ多くの情報を開示するべきです。
他院と「ずらす」ことで集客力UPにつなげる
情報の量を比べたら、次は情報の内容を精査します。まず比べるべきなのは以下の5つです。
- 診療時間
- 価格帯
- ライバルが特化している治療
- 立地条件
- スタッフの有無(施術者が院長のみか否か)
この5項目と自分の院の違いはどれでしょうか?違いを出せているでしょうか?ほとんど被っていたら、違っている部分で患者さんは判断しています。
しかし、この5項目は意図的に「ずらす」ことが可能です。例えば診療時間が「10:00~19:00」でかぶっている場合、8:30など早い時間から始めたり、逆に開始時間を遅くして21:00まで診療します。
このように診療時間をずらすだけでも、その時間に診療してもらいたい患者さんに来てもらいやすくなります。無理のない範囲で、他院との差異を作って患者さんに来てもらうようにしましょう。
他院リサーチを活かしながら整体院集客力UPできる宣伝方法
他院リサーチをして差異を作ったら、必ずその差異を打ち出すべきです。整体院集客に有効な宣伝方法で、作った違いをアピールしましょう。
ここでは、3つの宣伝方法で他院との違いをアピールするやり方を紹介します。
①積極的なSNS運営・宣伝
今やSNS運用をしていない治療院は少なくなりました。もしSNS運用をしていないのであれば、積極的に始めるべきです。すでに運用している場合、リサーチによって作り出した変更事項は必ず宣伝するようにしましょう。
SNSで宣伝する場合、必ず一回で終わらせないようにしてください。投稿はまんべんなく見られているわけではありません。変更したことは定期的にアピールすることで、フォロワーの「知らなかった」を防ぐことができます。
②お店の前の看板作りで比較をさせる
特に整体院が密集している地域では、自分の整体院の前に出す看板も大事です。忘れずに書き換えるようにしましょう。
整体院が密集している場合、看板の内容や店先の雰囲気で比較する患者さんも多いです。店先の雰囲気も他院とくらべて入りにくくないかを比べるようにしましょう。
③ポスティングチラシでは差異を打ち出す
診療時間や価格設定の変更をした場合はポスティングも有効です。これによって商圏の住民に変更をアピールできます。
- 診療時間が遅くなったら→「お仕事帰りに診療できます」
- 強みの内容が変わったら→「○○(例:肩こりなど)なら当院に」
これらの文言で変更をアピールし、商圏の他院との差別化を知ってもらいましょう。
まとめ
整体院の競争は激化し、集客は難しくなってきています。競争に勝てない整体院は閉院・廃業となるのが現状です。
だからこそ商圏の整体院をリサーチし、その整体院と「ずらす」ことで明確な差別化を図る必要があります。
差別化ができたら、整体院集客に役立つ宣伝方法でアピールしましょう。商圏の住民にアピールできなければ変えた意味がありません。
もしポスティングチラシの制作でお困りなら、ポスティングサービス「ディマ―ル」のご利用もご検討ください。チラシデザインのアドバイスから配布までをワンストップで行うことが可能です。
無料eBook:攻めの集客ノウハウ完全ガイド
無料eBook「ディマール(Dimar)」では、オフライン広告のポスティングマーケティング手法からの集客効果と業種別の具体的な集客方法まで施策内容をまとめたPDFを無料で提供しています。
本書は『マンションポスティング』と『ターゲティングDM』の具体的な施策内容を詳細に解説しているものです。マーケティング戦略による広告の目的はたった一つだけ。それは「売上をあげること」です。そして当社の全く新しい手法を実践して頂くと、競合他社に比べてお客様を獲得し、売上をあげることができます。
もし、集客でお困りなら、下記より必要事項を入力後にダウンロードして頂き楽しみながらじっくりとお読み頂けると幸いです。
是非、貴社の集客マーケティングにもご活用下さい。
私たちは、企業の規模を問わず、それが本当に価値のあることであれば、喜んで集客のお手伝いさせていただきます。
あなたにおすすめの記事
-
チラシ確認率75%達成!魅力的なキャッチコピーとメッセージの作り方
2024.07.10
-
セミナーのチラシの効果的な作り方とは?掲載するべき項目や効果的な活用方法を紹介
2024.04.08
-
チラシデザインの重要ポイント|目を引く広告を作成するコツと業者選びのコツ
2024.03.25
-
2024.03.11
-
塾の口コミ集客(バイラルマーケティング)の全手順|子供世帯に効く新規獲得術7つ
2024.03.08
-
【売上アップの秘訣】リピーター獲得確率を高める広告手法を客層別に徹底解説!
2024.02.26
世界中のDM成功事例
-
宿泊業,飲食サービス業
飲食店
2021.12.16
-
学術研究,専門・技術 サービス業
専門サービス業
2022.05.16
-
電気・ガス・熱供給・水道業
電気業
【電気業のDM事例】複数の広告露出で顧客からのアクションが殺到!
2022.12.01
-
卸売業,小売業
建築材料,鉱物・金属材料等卸売業
【建築材料系小売業のDM事例】DMマーケティングを活用したイベント効果
2022.03.28
-
サービス業(他に分類されないもの)
その他の事業サービス業
【支援財団でのDM事例】状況をDMでいち早く告知!前年の25%超え
2021.12.12
-
学校教育
教育,学習支援業
【学校教育業でDM事例】アナログ×ジオフェンス×デジタル広告で効果倍増
2022.05.30