法令違反?病院などのチラシ作りは注意深く!専門業者へ依頼することでリスク対策と効果的な集客へ
病院やクリニックの集客のために、チラシの配布は有効です。しかし、病院やクリニックのチラシを作る際は、他の業種と比べて注意すべき点があります。
特に、病院やクリニックの情報を掲載する際には法令違反にならないような配慮が必要です。意図しない間に法令を犯してしまい、思わぬトラブルに発展する可能性があるため注意しなければなりません。
今回は、病院やクリニックの集客を目指す際のチラシ作りの注意点を紹介します。専門業者に依頼することにより、リスクを最小限に抑えられる点についても解説します。安全に集客活動を展開するため、注意すべきポイントを押さえましょう。
目次
病院・クリニックのチラシ作成時は要注意!法令違反にならないために
病院やクリニックに関するチラシを作る際には、法令違反にならないように細心の注意を払う必要があります。具体的にどのような法令違反に抵触するリスクがあるのか、以下で解説します。
医療広告ガイドラインとは?
病院やクリニックの集客を図る際には、「医療広告ガイドライン」の内容を理解する必要があります。医療広告ガイドラインとは、医療機関が広告などで情報を発信する際の基準として定められたガイドラインです。
もし医療広告ガイドラインに抵触する内容のチラシを配布した場合は、罰金や懲役の罰則を被る可能性があります。医療広告ガイドラインには、虚偽広告や膨大広告などの禁止事項が盛り込まれています。
本ガイドラインは定期的に改定されているため、気付かない間に違法の広告を発信してしまうかもしれません。チラシの配布をする際は、常に最新の内容を確認しながら対処する必要があります。
医療広告の定義は2つ
医療広告ガイドラインが規制する医療広告とは、以下の2つとして定義されています。
- 誘引性
- 特定性
誘因性とは、患者に対して受診などを誘引する意図があることを指します。特定性とは、医師及び医療機関の氏名・名称が特定できることです。
集客用のチラシは、上記2定義のいずれにも該当するため、医療広告ガイドラインの規制対象となります。チラシ作成の際は、常に本ガイドラインの内容に準拠しなければなりません。
病院・クリニックのチラシで禁じられている事項
病院やクリニックのチラシにおいて、禁止されている行為は以下のようなものが挙げられます。
- 虚偽の内容を含む広告
- 他の医療機関よりも優れていると主張する広告
- 事実を不当に誇張している広告
- 公序良俗に反している広告
- 治療の効果や体験談をそのまま掲載すること
- 誤解を与えかねないビフォーアフター写真
以上が主な禁止事項ですが、病院やクリニックの広告に影響を与える法律は本ガイドライン以外にもあります。チラシ作成の際は、様々な法令の知識を獲得して、違反しないよう注意しないといけません。
病院やクリニックの集客をチラシで!効果的な集客を目指すための3つのコツ
病院やクリニックへの集客を図る際には、チラシの配布は有効です。上記のような法令違反の事例に配慮しながら、効果的な集客効果を得るために取り組みたいチラシ配布のコツについて紹介します。
ターゲット層を明確にする
チラシを配布するターゲット層を明確にするのは、集客効果を図るうえで重要な事項です。ターゲット層を決める際は、自信の診療内容を含めて検討すると良いでしょう。
例えば、審美歯科の場合は若い女性をターゲットにすると集客効果が得られやすいです。一方、小児科の場合はファミリー層に対してチラシ配布を積極的にすると良いでしょう。
同じチラシ配布でも、ターゲット層の意識の有無によって集客効果は大きく違ってきます。
地域を限定してポスティングを実施する
チラシ配布の際は、地域を限定してポスティングを実施するのも有効です。集客活動において、リピーターの獲得は安定した成果を挙げるために必要不可欠です。
病院やクリニックから近い場所の地域に定期的にポスティングを実施することで、馴染みを持ってもらいリピーター獲得の効果が期待できます。
リピーターの獲得により、友人知人を通じた口コミ効果も得られるかもしれません。ポスティングの地域は、やみくもに広げるのではなく地域を限定して定期的に実施しましょう。
他の病院やクリニックに無い強みをアピールする
他の病院やクリニックにはない、自院だけの強みをアピールするのも良いでしょう。患者側は、医療機関を比較しながら利用する場所を選ぶ傾向があります。
近い地域にある同診療内容の病院やクリニックを調査して、それぞれの特徴をつかみましょう。自院にしかない魅力はなんであるかピックアップをして、チラシにアピールポイントとして盛り込みます。
他の医療機関との比較内容を掲載するのは、医療広告の禁止事項であるため、紙面づくりの際は注意しましょう。
病院・クリニックのチラシ作りは専門業者に相談!プロへの委託はメリットが多い
以上のように、病院やクリニックの集客にチラシ配布は有効な手段です。しかし法令違反への配慮など難しい面が多いのも事実です。対応が難しい場合は、専門の業者に委託すると良いでしょう。
法令違反にならない紙面づくり
専門業者にポスティングを委託すると、法令違反にならないチラシ作りに取り組んでもらえます。前述のように、医療関連のチラシに対する規制は多岐にわたり、対応が難しいです。
また、定期的に改定される内容への対応も必要になります。その点、プロの業者は最新の法令に関する情報も適宜アップデート対応をして、違反にならない紙面作りに尽力してもらえます。
効果的なポスティング活動
専門業者に委託すると、ターゲット層の想定や実際の配布作業も含めた効果的なポスティング作業を実践してもらえます。診療内容に沿った適切なターゲット層の想定を行い、配布地域を限定したポスティング作業を展開してもらえるでしょう。
専門業者への委託には、自分たちで実施するよりも高額の費用が発生します。費用は業者によって異なるものの、費用負担の増加は避けられません。
専門業者への委託を決める際は、費用対効果を想定してメリットがあるかどうかを考えましょう。委託に要する費用と、集客効果によって得られる収益の増加の度合いを算出して比較する必要があります。
まとめ:病院・クリニックのチラシ作成は法令順守が前提
病院やクリニックの集客活動において、チラシ配布は有効な手段の1つです。しかし、医療関連の広告に対しては様々な法令が規制を行っており、対応が難しい面があります。
自身での対応が難しいと感じる場合は、専門のポスティング業者に委託をするのも選択肢の1つです。最新の法令に準拠した、安全な広告活動を展開できるでしょう。ターゲット層を意識し、地域を限定した効果的なポスティングを実施してもらえます。
費用対効果を意識しながら、専門業者への委託の可否を決めましょう。病院やクリニックへの集客を、法令に則って効果的に実施してください。
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