美容院の宣伝にdmがおすすめな理由！書き方のポイントや文例も紹介

美容サロンは、ネイルサロンやエステサロン、美容院などさまざまですが、顧客との関係をつくるための販促手法としてdmが有効です。

しかし、dmに書く内容や送るタイミングを逃してしまうと、お店の印象が悪くなってしまうばかりか売上減少につながってしまうでしょう。開封率の高いdmをうまく活用することが美容院を長く続けていくためにも重要です。

今回は、美容院が販促するにあたってdmを利用するメリットや書き方のポイントについてご紹介します。

美容院の宣伝にdmを利用すべき理由｜dmは来店行動を促進する

美容院の販促活動には、開封してくれやすいdmの送付がおすすめです。顧客のヘアスタイルへの助言から自店の最新情報などを余すことなく伝えましょう。

dmは開封率が高い

美容院の宣伝にdmを利用するメリットの一つに「dmの開封率の高さ」があります。

日本ダイレクトメール協会が実施している「DMメディア実態調査(2022年)」によると、世帯で受け取った家族宛のも含めて開封されたのは約65％、本人宛のdmなら約75％と、メルマガの開封率(約20％)と比べて高い確率です。

さらに、dmの高い開封率から、dmを受け取った後、購入する人の多さについても期待できることは確かです。

再来店のきっかけになる

利用したことのある美容院からdmが届いたら開封してしまう人が多いですが、dmは、一度来店してくれた顧客の再来店などの行動を誘引します。

美容院は、リピーターが増えることで安定した経営ができるので、初めてお店を利用してくれた顧客には、来店後2日から1週間以内には、お礼のdmを送りましょう。

来店のお礼とともに、顧客のヘアスタイルを保つアドバイスなど顧客を気遣うコメントを載せることで、再来店のきっかけとなるでしょう。

イメージアップができる

美容院・サロンのdmで新しい施術内容やカラー、最新機器の導入を連絡することで、美容院の印象をさらに良くすることができるでしょう。

最新のトレンドや技術を取り入れた美容院は、流行に敏感な若者や富裕層の心も掴みやすくなります。

参考：日本ダイレクトメール協会「DMメディア実態調査2022」

美容院のdmを送って効果を出すには…書き方の3つのポイント

美容院でdmを出すさいのポイントは、顧客に「親近感」と「特別感」を持ってもらうことです。個人と個人のやりとりであることを感じてもらって、より信頼できるお店であることをアピールしましょう。

顧客の特性によって書き方を変える

顧客の年代や性格、新規顧客かリピーターかどうかなど特性によって、内容や文体を変えるのも美容院のdmで効果を出しやすくするポイントです。

あまり親しすぎる内容では、新規の顧客や高齢の方に好まれないこともあるため、注意が必要です。

高齢の方に送る場合は、文字の大きさを大きめにしたり、ある程度の常連客なら堅苦しくなリ過ぎないような文章にします。小さな子供がいる家庭に送るさいには、イラストを入れるなど子供がよろこぶようなデザインを心がけましょう。

顧客の名前を複数回入れる

美容院のdmを書くなら、本文中に顧客の名前を複数回入れて特別感を演出しましょう。

美容院と「すべての顧客」とのやりとりではなく、個人と個人の関係を顧客にイメージしてもらうことで、「この店舗は自分のためだけにdmをおくってくれている」と感じてよりいっそう親近感を持ってもらえます。

ありきたりの文章で大量の人に送るdmではなく、個人に向けているということが伝われば、他社への差別化もできるでしょう。

来店時のエピソードを入れる

来店したさいに顧客とやりとりしたエピソードを取り入れるのも、美容院で書くdmで反響を得やすいです。

普通のdmならいかにも広告という雰囲気があるので、好ましくないと思ってしまう人もいますが、来店のさいにお話した内容をおぼえていることを伝えれば、さりげなく再来店を勧めることもできるでしょう。

また、dmに書く内容に迷った場合でも、スタイリングやカラーの調子を伺ってみたり、家族や友達がどんな反応だったか聞いてみるのも、営業感を出さずに親近感を持ってもらえる方法です。

美容院のダイレクトメールの成功文例｜失客顧客向けも紹介

美容院は、来店してくれた顧客に積極的にdmを送って失客顧客を増やさないことが経営を安定させるために重要です。誕生日などイベント時だけでなく、感謝の気持ちを伝えるdmも送りましょう。

文例①誕生日

顧客の誕生日にdmをおくるのも、特別感を出すのに向いている手法です。お店を利用していただいている感謝も気持ちもこめて、はなやかで高級感のあるハガキを使うのがおすすめです。そしてお店に、またきてもらえるように、割引のクーポンなどを付けるのも効果に期待できるでしょう。

【誕生日dmの例文】

お誕生日おめでとうございます!○○さま

これからの一年が、○○さまにとってステキな年になることお祈りします。

当店では、感謝の気持ちをこめまして、トクベツなプレゼントを○○さまの為にご用意しました。○○さまのまたのご来店をおまちしております。

文例②来店お礼

美容院のdmを送るなら、初めて来店してくれた人や久しぶりに来店してくれた人には、来店のお礼としてのdmを送ることで失客(長期で来店されない顧客のこと)になるのを防ぎましょう。

【来店お礼dmの例文】

○○さま、先日はパーマとサロントリートメントのご利用をありがとうございました。初めてのコスメパーマとのことでしたが、お友達の反応はいかがでしたか?

繊細で細やかなパーマですので、洗髪後は手ぐしで優しく髪の根元からドライヤーをあててくださいね。

パーマのもちなど気になる箇所がありましたら、お気軽にご連絡ください。

文例④失客顧客向け

しばらく来店がない顧客に美容院がdmを送るなら、「なぜdmを送ったのか」理由をしっかりと記載して、失客になった原因を明確にしましょう。失客の原因がわからないと、再来店してくれてもすぐに離れていってしまう確率が高いです。

【失客顧客向けdmの例文】

○○さま、うっとうしい梅雨の季節もあけましたが、いかがおすごしでしょうか。

これから夏本番!と暑くなってきますが、美しい髪を保つために忘れてはならないのが紫外線対策です。

夏以降もキレイなヘアスタイルでイベントを満喫していただくためにも、当店では自宅でヘアケア可能な流さないトリートメントを先着100名様にプレゼントしていますので、ぜひご来店ください。

まとめ

美容院の販促手法としてdmを送るさいのポイントやdmを送ると得られるメリットについてご説明しました。

美容院の経営は、dmを販促手法として活用することで、信頼性を保ちながらリピーターを増やし、売上につなげていくことが重要です。

弊社フィーオ・ブレインは、オフライン広告の問題点をきっかけに創業を始めた新しいダイレクトプロモーションを創造する会社です。既存の広告媒体に不便さや疑問点を感じているならぜひご相談ください。