弁護士集客を効率良くするには|受任にたどり着くまでの3ステップ
現在、弁護士の数は増加傾向にあり、インターネットの普及により弁護士の比較がしやすくなったこともあって、集客に頭を悩ませる弁護士も増えています。
多くの弁護士が、さまざまな集客方法を試しているなかで生き残るには、時代の変遷に合わせるとともに、自社に合った集客方法を取り入れる必要があるでしょう。
また、受任にたどり着くためには、顧客目線で考えたサービスを取り入れることもこれからの弁護士集客では大切なことです。
今回は、弁護士集客を効率的に行うための集客方法や集客の考え方を紹介します。
目次
弁護士集客がうまくいかないのは何故?考えられる3つの要因
弁護士の集客で効果が出ないときに考えられる原因はなんなのでしょうか。また、対策のポイントについて解説します。
弁護士が増え続けている
冒頭でお伝えしましたが、弁護士になる人は年々増え続けています。日本弁護士連合会の登録弁護士は、2020年の時点で4万2千人前後と、弁護士同士で顧客の取り合いになるほどの状況です。
特に女性弁護士数が増えており、1990年時点の30年間を見ると2020年には約10倍の8千人前後となっていることも弁護士集客で見逃せない情報です。
依頼者から認知されていない
弁護士集客がうまくいかない理由の一つとして顧客から認知されていないことが挙げられます。認知されるためには、周辺エリアへのチラシのポスティングやTwitterなどSNSを利用して情報を発信しましょう。
また、弁護士の探し方で最も多いのは、「知り合いに聞いて探す」ことと「ネットで探す」ことです。既存の顧客が少なかったりホームページを開設していない弁護士は、認知されにくい状況にあるため、早急に集客方法を改善していくべきです。
競合と差別化できていない
よくある弁護士集客の失敗の一つに競合と差別化できていないことがあります。
競合と差別化するためには、まず商圏内の他事務所について「提供しているサービス」や「ウェブサイトの使いやすさ」「宣伝で重視している部分」などを調査して、商圏内でまだ攻められていないジャンルや気になる事例をチェックして取り入れてみるという方法があります。
また、競合の弱点になる業務を見つけて、自分の事務所ではその分野に対して効率化を図るなど対策することも競合との差別化のポイントになります。
弁護士集客にはポスティングがおすすめ!チラシ配布の効果
弁護士集客の宣伝方法はさまざまですが、そのなかでもチラシのポスティングの効果は大きいです。ポスティングの集客効果について説明します。
弁護士の必要性を知ってもらう
弁護士などの専門家を必要としている人は現代では少なくありません。そんなニーズを持った人たちも、問題の重要性や専門家に依頼すれば解決することに気づいていないケースが多く、ほとんどの人が自分で解決しようとします。
しかし、借金返済や離婚問題は、多くの場合において専門家に依頼することでスムーズに解決できます。特に遺族間の相続手続きは、手続きできる期限がある場合もあり注意が必要なので、「弁護士に頼る方法もある」と知ってもらうことが弁護士集客のポイントです。
チラシのポスティングなら、お客様に1回は手にとって見てもらえるので、潜在的にニーズのあるターゲットにアピールできますよ。
信頼感を持ってもらう
弁護士に対する相談内容の多くは借金返済や離婚問題などで、家族や周囲の友人にも相談しづらい内容です。そのため、顧客が相談したいと思っていても、顧客にとって馴染みの薄い職業であることもあって、電話相談や来店などの行動に「敷居の高さ」を感じてしまいます。
このような顧客の不安を取り除き、来店につなげるには、代表者や受付の人の「顔写真」をチラシに掲載すると弁護士集客で効果を上げやすくなります。人間は顔が見えない相手に不信感を感じやすいので、にこやかなスタッフの笑顔や清潔感のある事務所内の写真を掲載して、安心して相談に来てもらいましょう。
ターゲット層の多いエリアに効率的に販促
相続問題を得意とする弁護士が集客したい場合、狙うべきターゲット層は50代以上のシニア世代なので、シニア層が多く居住しているエリアやマンションに向けてポスティングすることで、反響に期待できます。
SNSなどを利用したオンラインマーケティングでは、大多数をターゲットとしています。相続問題について悩む人が少ない20代など若い世代に対してもアピールしてしまうため、効率が悪いです。
チラシのポスティングは、配布エリアを細かく指定できるため、よりターゲット層の多い地域にピンポイントで販促できるのも弁護士集客で効果を上げることにつながります。
弁護士に知ってほしい集客ポイント|お客様目線で考えよう!
弁護士集客で失敗しないためには、お客様目線でお客様が何を求めているのかを考え、ニーズにもとづいたサービスの導入などを考えるのも大切です。
見せ方を工夫して専門性を打ち出す
弁護士業界の厳しい状況のなかで生き残るには、それぞれの弁護士が「専門性」や「強み」を出していくことが重要です。そのためには、「何ができるのか」「弁護士に依頼するとどんなメリットがあるのか」をお客様にわかりやすくアピールしていきましょう。
借金問題・交通事故・離婚問題・相続問題が弁護士の個人向け4大業務といわれています。ご自身の得意分野とお客様が求めているニーズを照らし合わせて、どの分野に力を入れるべきか検討してみると良いですよ。
業務分野の絞り込みができたら、専門性をアピールするために取り扱う分野の見せ方も工夫することが弁護士集客で大切なことです。
ワンストップサービスの導入
離婚するときの財産分与や相続のときの遺産分割のさいには、弁護士だけで解決できない場合もあるので、他の士業の先生方との連携が不可欠です。
こういった場合に、あらためてお客様自身で他の分野の先生を探すのではなく、法律事務所で最後まで責任を持つ「ワンストップサービス」を導入しておくと、顧客満足度が上がりリピーター獲得につながります。
少なくとも司法書士、税理士、社会保険労務士、不動産鑑定士などの先生とつながりを持っておくことで、お客さんにとって一つの事務所に依頼するだけでスムーズに解決してもらえる大きなメリットがあるのも弁護士集客のポイントです。
まとめ
弁護士集客で効果を出すための方法を解説しました。弁護士の数は年々増え続けているので競合に負けないようにするなら、集客について戦略的に考えていく必要があります。
ポスティングチラシでアピールするなら自社の強みを打ち出すことで、他社との差別化を図ることも大切です。
それぞれの事務所に合う方法を取り入れるべきですが、なかなか集客がうまくいかない場合は、弊社「フィーオブレイン」にご相談ください。富裕層に向けたプランや高齢者向けのプランなど独自のターゲティングで高い反響率を実現させます。
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