チラシ配布の枚数は多すぎてもNG!目的と地域性に合わせた決め方とは
ポスティングでチラシ配布を行う際、決めなければいけないのが枚数です。実は全ての業種に共通する「これだけ配ればOK」という枚数はありません。
では枚数はどうやって決めたら良いのでしょうか?そのヒントは、ポスティングの目的と地域性にあります。
ポスティングの目的は配布する側によって違います。地域性も、配布先によって特色があるのです。それに沿わなければ効果を発揮できないでしょう。
そこでこの記事では、ポスティングのチラシ配布枚数の決め方を目的と地域性という2つのポイントからご紹介します。
目次
チラシ配布の枚数はどうやって?ポスティング依頼の基礎知識
まず、ポスティングにおいてチラシ配布の枚数を決める際に判断材料とすべき項目について解説します。
ここでは4つの項目に分けています。ポスティングチラシの枚数を決めるために基本的な要素となるので、知っておくと意思決定がしやすくなるでしょう。
予算配分から
まずは予算配分から決める時の考え方です。ポスティングは広告活動の一部となるため、当然広告費から捻出されます。
ポスティングの費用は、基本的に印刷枚数によって決まります。チラシを印刷する枚数と、業者に委託する実質的な配布枚数です。
相場感としては印刷・配布合わせて5円~10円/1枚ほどです。これを10,000枚配布するとなると、約50,000円~10万円となります。これを基準として、ポスティングに割ける広告予算から配布枚数が割り出せるのです。
配布可能枚数から
ポスティングをする際、決めなければならない要素がどの地域に配布するかです。配布地域を決めたら、その地域にはどれくらいの世帯数なのか把握する必要があります。
そこで、総務省の最新の国勢調査結果や地図情報サービスを利用し、配布したい地域の世帯数を確認します。
配布地域の世帯数が配布可能枚数の上限です。ここからマンションにだけ配るか全戸配布にするかを決定し、さらに枚数を絞ることができます。
1日でどれくらい配れる?
ところで、ポスティングのチラシは基本的に人の手で配布されるものです。では、1人あたり1日に何枚配布できるものなのでしょうか?
マンションが多いか少ないかによって変わるためかなり開きが出ますが、平均として300枚から5,000枚ほどといわれています。
1人あたり1日多くても5,000枚ほどと思うと、印刷枚数が多ければ多いほど配布にかかる日数が増えます。その差分についても考える必要がありそうです。
【ポイント①】チラシ配布の枚数は目的に合わせて効果的に決める
ここからは、別の観点からチラシ配布の枚数を決めます。まずは配布目的です。
新規開店のお知らせや、セールのお知らせなど、チラシの配布目的はお店ごとに異なります。そこから配布枚数を決める方法を考えてみましょう。
目的によって配布枚数は様々
新規開店の告知や、季節イベントなど、ポスティングの配布目的は変わります。まずは何を知らせるためにポスティングをするのか明確にしましょう。
新規開店の告知の場合、お店を知らない方のほうが多いため商圏はできるだけカバーしたいところです。
それに対して季節イベントなどの告知の場合、イベント開催ごとに配布するのであれば一回の配布予算を極力抑える必要があります。それには、配布地域を絞っていくことが重要です。
「最低でも何人お客様を増やしたいか?」を考える
さらに配布枚数を考える上で重要なのが、「最低でもお客様をどれくらい増やしたいか?」を考えることです。
何人のお客様を増やしたいかは、売上目標額から考えることができます。配布の際に告知する項目によってどれくらいの売上をあげたいか目標額を決めることで、それに対して何人のお客様が増えるべきなのかがわかります。
そこから、ポスティングで何人のお客様が増えればよいのか?を考えることで配布枚数を割り出すヒントとなるのです。
反響率から逆算すれば最低枚数を算出可能
さらに、ポスティングには反響率という要素があります。広告にはすべて反響率があり、ポスティングでは平均約1%前後、もしくは1%を割ることもあるといわれています。
そこで、反響率と「ポスティングで増やしたいお客様の人数」を計算に当てはめましょう。例えば、お客様を約100人増やしたいとします。
反響率は約1%前後のため、最低でも約10,000枚は配布する必要があります。このように、チラシ配布の最低枚数は反響率と増えてほしいお客様の人数で計算することが可能です。
【ポイント②】チラシ配布の地域性によって枚数を具体的にしよう
チラシ配布の枚数を考える時、配布目的の他にも地域性に着目する考え方があります。ここでは地域性に着目した配布枚数の決め方をご紹介します。
配布エリアは戸建て多め?集合住宅多め?
まず地域性から考える時、必要な情報があります。配布地域の戸建て・マンションの比率です。
戸建てが多い場合、1日の配布枚数は少なくなります。逆にマンションが多い場合、配布枚数は多くなります。
しかし、タワーマンションなどチラシ配布禁止のマンションが多い場合は配布できる枚数が少なくなります。マンションが多いからといって配布できる枚数がおおくなるわけではないのが実情です。
ムダの少ないポスティングにするために
マンションを対象に配布すれば効率が良いのかと思えば、必ずしもそうではありません。お店や商材によって、ターゲットが異なるためです。
地域によってはファミリー層が多い地域や高齢者が多い地域など様々な特色があります。商材や業種によってターゲットとなる層は変わるため、反響率を高めより効率的に配布枚数を決めるにはムダなく配布することが重要になります。
ではどうしたらムダなく配布できるのでしょうか?それは、配布ターゲットの居住しているマンションにピンポイントで配布する「ターゲティングポスティング」を行うことです。
ターゲティングポスティングならディマールにご相談
ターゲティングポスティングは、マンションを条件(家賃・間取り・築年数など)ごとにセグメント化し、配布ターゲットが居住しているマンションに向けてポスティングする手法です。
これにより、配布枚数を抑えつつも反響率をより高め、効率よくポスティングを行うことができます。
弊社のポスティングサービス「ディマール」は、マンションのセグメント化に加え、クライアント様それぞれに合わせたポスティングプランを立案可能です。ぜひご相談ください。
まとめ
ポスティングにおいて、チラシの枚数決定は非常に重要です。だからこそ、様々な観点から考え、チラシ配布の枚数を決めたいところです。重要視したい要素は以下の4つです。
- 予算配分(広告費におけるポスティング費用)
- 配布地域の総世帯数
- 配布目的(新規出店告知やイベント告知など)
- 地域性(居住している住民の層)
これらの要素を複合的に考え、効率的かつ反響率を上げられるようポスティングのプランを立てる必要があります。何回か実施してみて、より反響率の高い枚数を模索していきましょう。
無料eBook:攻めの集客ノウハウ完全ガイド
無料eBook「ディマール(Dimar)」では、オフライン広告のポスティングマーケティング手法からの集客効果と業種別の具体的な集客方法まで施策内容をまとめたPDFを無料で提供しています。
本書は『マンションポスティング』と『ターゲティングDM』の具体的な施策内容を詳細に解説しているものです。マーケティング戦略による広告の目的はたった一つだけ。それは「売上をあげること」です。そして当社の全く新しい手法を実践して頂くと、競合他社に比べてお客様を獲得し、売上をあげることができます。
もし、集客でお困りなら、下記より必要事項を入力後にダウンロードして頂き楽しみながらじっくりとお読み頂けると幸いです。
是非、貴社の集客マーケティングにもご活用下さい。
私たちは、企業の規模を問わず、それが本当に価値のあることであれば、喜んで集客のお手伝いさせていただきます。
あなたにおすすめの記事
-
チラシ確認率75%達成!魅力的なキャッチコピーとメッセージの作り方
2024.07.10
-
セミナーのチラシの効果的な作り方とは?掲載するべき項目や効果的な活用方法を紹介
2024.04.08
-
チラシデザインの重要ポイント|目を引く広告を作成するコツと業者選びのコツ
2024.03.25
-
2024.03.11
-
塾の口コミ集客(バイラルマーケティング)の全手順|子供世帯に効く新規獲得術7つ
2024.03.08
-
【売上アップの秘訣】リピーター獲得確率を高める広告手法を客層別に徹底解説!
2024.02.26
世界中のDM成功事例
-
不動産業,物品賃貸業
不動産賃貸業・管理業
2023.02.01
-
卸売業,小売業
織物・衣服・身の回り品小売業
【アパレル業のDM事例】動画×DMで既存顧客との信頼関係を。
2021.12.10
-
サービス業(他に分類されないもの)
政治・経済・文化団体
【商工会議所でのDM事例】DMで即時収益が7,500ドル達成!
2021.12.12
-
医療,福祉
医療業
2021.12.16
-
不動産取引業
不動産業,物品賃貸業
【不動産投資業のDM事例】DMで150件の反響を獲得!内、8件の住宅を獲得
2024.03.01
-
不動産取引業
不動産業,物品賃貸業
【不動産取引業でDMが大活躍】DMで成果倍増!取引先が44%増加
2022.01.17