開業したての行政書士におすすめ!ポスティングで集客率UPのコツ
行政書士を開業する場合、悩ましいのが宣伝方法です。ポータルサイトに登録することやタウン情報誌、ネット広告など様々な方法がありますが、それを差し置いても有効な宣伝方法があります。
それは「ポスティング」です。ポスティングといえばチラシをポストに直接入れるだけの宣伝方法というイメージがあるかもしれません。なぜポスティングは有効なのでしょうか?
この記事では、行政書士がポスティングでさらに集客率UPさせるコツを、デザインと配布エリアの2つに分けて紹介します。ぜひ宣伝をする際の参考にしてください。
目次
なぜ有効?行政書士がポスティングで集客率UPする理由
行政書士がポスティングで集客率UPできる理由は3つあります。
- 行政書士に何ができるのかをアピールできる
- 潜在ニーズにリーチできる
- 知り合いに相談できない案件だからこそ有効
そもそも何ができるのか知られていない
行政書士は、実は本人が思うよりも何ができる士業なのか世間に知られていません。自分の抱える悩みが行政書士によって解決できるのかどうか、それを知らない人は案外多いです。
ポスティングは大まかなターゲットを決めて地域に配るため、行政書士がどんなことをできるのかわからない人にも業務内容を知らせることができます。
そのため、チラシによって業務内容をアピールし、より相談に来やすい人を増やせるメリットがあります。
潜在ニーズにリーチできる
資産管理や相続手続きなどの問題があるとき、「今手を付けるのは面倒だから…」と先送りにしてしまう人は多いです。
でもそうして先送りにしてしまう人のもとに問題解決が可能な行政書士のチラシが来たらどうでしょうか。その行政書士に面倒なことを依頼してみるという選択肢が生まれます。
行政書士のニーズは、能動的に必要とする人だけではありません。こうした潜在ニーズにもポスティングはアピール可能です。
知り合いに相談できないからこそポスティングが有利
行政書士が履行可能な仕事は、相続や債務など周りの人に相談しづらい内容が多いです。その場合、周りの人に行政書士を紹介してもらうというルートもありません。
そういった「周りの人に相談できないが行政書士が解決できる問題を抱えている」というターゲットにも、ポスティングが非常に有効です。
行政書士がポスティングで集客率UPするコツ【デザイン編】
では、実際に行政書士がポスティングで集客率をUPさせるコツを紹介していきます。まずはチラシのデザインについて解説します。
デザインについてはテンプレートなどを配布しているサイトもあります。そういったサイトでデザインを参考にし、どんなことを書くと良いのか学ぶのも良いでしょう。
しかし、行政書士をはじめとした士業のチラシデザインは他の業種に比べてもかなり重要です。以下の3点を重点においてデザインを決めましょう。
①ターゲットを絞る
まずはアピールしたい業務内容とターゲットを絞る必要があります。とにかく色んな人に来てほしいからといって「なんでもやります」と担当業務を羅列しても効果は薄いです。
たとえば相続など、ひとつのカテゴリに集中します。相続であればターゲットは50代からの高齢者向けです。デザインは文字の可読性を高くし、わかりやすい内容にします。
このように、アピールする業務内容とともにターゲットを絞ることで、自然とチラシの内容も定まってきます。ターゲットを定めることはデザインの方向性も定まることにつながるのです。
②親しみやすいデザイン
相談に行くことは非常に心理的ハードルが高いです。そのため、士業のチラシはとにかく親しみやすい見た目でないといけません。
相談員の写真は親しみやすく、安心感のある笑顔の明るい写真を選びましょう。なるべく好印象を与えることが必要です。
キャッチコピーも強いアピールは禁物です。たとえば、「~でお困りですか?」などの問いかけ方式にしてみると見る人に強い印象を与えません。
③取扱業務をわかりやすく併記
ターゲットと業務内容を絞る必要はありますが、その他の取扱業務もスペースがあれば記載しましょう。「こんなことまでできるの?」という気づきを与えることで、他の潜在ニーズを刺激することができます。
その際は可読性を高くし、内容はシンプルなほうが無難です。文字数が増えるほど読む人は減ると考えてください。
行政書士がポスティングで集客率UPするコツ【配布エリア編】
次に紹介するコツは「配布エリア」についてです。ポスティングにおいて配布エリアの選定は非常に重要です。
もしアピールしたい業務が相続問題の場合、20代など若者が多い地域に配布してもあまり効果を上げられません。高齢者の多い地域に配布するべきです。
行政書士のポスティングで大事な配布エリア選定には、以下のことを重要視しましょう。
ニーズは高齢者?女性?男性?
チラシのデザイン作成で既にターゲットは決まりました。そのターゲットは高齢者でしょうか?女性でしょうか、男性でしょうか?
地域は、高齢者が多いエリアやファミリー層が多いエリア、単身者が多いエリアなどに自然と分かれています。そのため、ターゲットが居住していそうなエリアを知る必要があります。
エリアを絞って配れる業者に依頼する
国勢調査の記録や実際に街を歩いてみるなどによって居住者層を見定めるのも良い手法です。
しかし、ポスティング業者には、ターゲットが居住していそうなエリアに絞って配布などのポスティングプランを立てることが可能な業者もあります。
弊社のポスティングサービス「ディマール」もその一つです。あらかじめ策定したプランに基づき、ターゲットが居住しているマンションに絞った効率的な配布が可能です。
複数回の配布で潜在ニーズを刺激
ポスティングは、一回行っただけでは有効だったかどうかの判定ができません。もしあまり効果がなかった場合は、以下の要素を変え、間をあけて再配布を試みてください。
- デザイン(キャッチコピーや文言など)
- 季節(相続登記は1月~3月が増えます)
- 配布エリア(エリアが間違っていた可能性があります)
また、複数回配布することで潜在ニーズを刺激できます。1回目ではピンと来なくても、2回目以降ではアピールした業務内容にまつわる悩みを抱えているかもしれません。そういった潜在ニーズを刺激するためにも、複数回配布が重要です。
まとめ
行政書士のポスティングにおいても、デザインとエリア選定が重要ということがわかりました。
チラシデザインでは、とにかくターゲットを絞ることを心がけてください。ターゲットが絞れていれば、デザインも自然とまとまります。
エリア選定においてはデザインで設定したターゲットが重要です。配布地域は間違っていないかを確認するためにも、複数回の配布を試みましょう。
開業当初こそ、行政書士がポスティングで集客率UPさせるのにふさわしい時期です。ぜひポスティングで相談件数を増やし、次の案件に繋げていけるようにしましょう。
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